2024年 注目の高校野手だち

守備力とスラッガーの光彩

まずは専大松戸の中山凱捕手です、今年の秋からショートから捕手への転向を果たしました。彼は速球投手に対する対応力が高く、関東大会では149キロの右腕、小林芯汰投手から二塁打を含む2安打を記録しました。彼は遊撃手としても安定感のある守備と強肩を持っており、捕手としてもスローイングタイム1.9秒台を記録しています。彼は守備力を高めるだけでなく、打撃力を向上させれば、一層の注目を浴びることでしょう。

また、進学校でありながら全国レベルのスラッガーを輩出する進学校が存在します。今年の東海大会に出場した神村学園伊賀の内野手、寺井広大選手も三重県を代表する大型スラッガーとして注目されています。

夏の甲子園でベスト4に進出した神村学園の外野手、正林輝大選手も高速スイングで強烈な打球を放つことができる選手です。彼は夏の甲子園でも活躍し、将来が楽しみな選手と言えるでしょう。

強肩と強打を兼ね備えたの選手

また、健大高崎の捕手、箱山遥人選手は強肩と強打を兼ね備えた選手として注目されています。特に捕手としての守備力は高く、捕手としてもスローイングタイム1.9秒台を記録しています。遊撃手、捕手どちらも高い守備力を発揮しているのはかなりの強み。打撃面でさらにパワーアップすれば、もっと注目を浴びるのではないか。

東京では1年時から甲子園に出場したスラッガー、片井海斗選手（二松学舎大付）にも注目が集まっています。センバツ出場は厳しくなりましたが、春季都大会での活躍に期待したいです。また、関東一のスラッガー、高橋徹平選手（2年）は高校通算37本塁打を記録しています。都大会準決勝まで進出しており、都大会優勝を決めることができるかもしれません。

ここまで強豪校の選手を紹介してきましたが、来年、メディアから大きく取り上げられそうなのが桐朋の内野手、森井翔太郎選手です。桐朋は東大進学者もいる超進学校で、彼は145キロの速球を投げる一方、打者としても本塁打を量産しています。彼は「プロにいくのに、進学校、強豪校も関係ない」と語るように強烈なプロ意識を持つだけの能力の高さはあります。

冬を超えてもっと多くの選手が大きくパワーアップすることでしょう。彼らが将来どのような活躍を見せるか、しっかりと注目していきたいと思います。