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 2024/03/31 00:12

J1リーグ覇者の行方をデータが解き明かす – ベスト3に躍り出るチーム予測


最新データを基にした150シーズンのシミュレーション結果が示唆するものは?

最新データを基にした150シーズンのシミュレーション結果が示唆するものは?


 今シーズンの残りの36試合に対するシミュレーションを、最新の成績データに基づいて実施。それにより、各チームの今シーズンにおける最終順位予測が可能になった。


 2月23日に幕を開けたJリーグは、すでに2節が終了。今、スポーツくじ「WINNER」ではJ1からJ3迄のリーグの優勝予想券の購入が可能だ(3月9日13時50分締切)。


 そこでこの記事では、『データスタジアム』社によって開発された予測シミュレーションツールを使い、優勝のインサイトを提供する。このツールは、各チームの攻撃傾向、守備反応、ボール奪取地点、点差の状況といった詳細なデータに基づいて、スコアを予測するアルゴリズムを含んでいる。この予測を今後行われる試合スケジュールに当てはめることで、シーズン終了時のリーグテーブルも推定する。



最新データで今季J1リーグの転換点を読む


 この順位予測は、2節終了時の実績に基づきながら、残りの36試合をシミュレートし直し、その結果を繰り返し150シーズン分行って、各チームのランキング割合を算出する方法である。開幕して間もないため、シミュレーションでは昨シーズン後半のデータと今シーズンの成績が利用されている。昨シーズンのデータが大きく反映されていることから、現時点でのチームの動向を完璧には示していないものの、傾向を把握する上で役立つだろう。


 以下の図表は、今季最終成績でトップ3入りする可能性の高いチームを示しており、特におすすめしたい8チームの割合が記載されている。この中で最もトップ3入りが有力なのは昨季チャンピオンの神戸だが、一位に輝く可能性が最も高いのは「新スタ球団」を擁し、リーグタイトルへ9年ぶりのアタックを仕掛ける広島が浮かび上がった。この二チームは、トップ3入りや1位になる割合が大きく、今シーズンの主要な優勝候補に挙げられるだろう。



神戸、広島を追うのは予想外の存在?


 意外な事実として、後続するのは新潟と柏であり、そして京都が6位にランクインしている。特に、昨シーズンを17位でフィニッシュし、辛くも滑り落ちることなく残留を決めた柏の飛躍が期待される。井原レイソルは昨シーズンの後半戦における17試合を僅か4敗で乗り切り、そのねばり強さを今シーズンにも発揮すれば、上位進出の道が開ける。後半戦での先行ゴール数11が圧巻であり、それが勝ち点に結びつけられるかがキーになる。


 新潟においては、昨シーズン後半において失点数12で広島と並びリーグ最少を記録。7勝7分3敗の強さを見せ、セカンドラウンドを無敗で飾った。ポゼッション率の高さが特徴で、ボールを支配することで得点の機会を加え、同時に守備時間を減少し、失点の可能性を減らしている。それを今季も継続可能かが問題だ。


 そして京都の全試合のシミュレーションを見ると、引分けが少なく、勝利数はトップ3内に位置するが、敗北もそれなりにあるため、トップランクに名を連ねる可能性は相対的には高くない。しかし、失点が一貫して少ないことが特徴で、一点の僅差で勝敗が左右される展開が見込まれる。


 前季の最終決戦で神戸と共に優勝争いを繰り広げた横浜FMが、示された順位予想では11位という結果に留まっている。横浜FMは昨年後半戦でリーグトップのシュートを打たれる数を記録し、攻撃寄りの戦略が災いし他チームよりカウンターを受けやすい状況にある。守護神の変更もあり、ディフェンスラインがこれまで以上に強固に立ち向かうことが、今季の王座奪還に向けた決定的点となる。ハリー・キューウェル監督が採用した「攻撃重視フットボール」およびディフェンスの安定を実現できるか、その指導力が注目される。


 なお、2試合終了時点では未だに連勝するチームは出ておらず、J1リーグはこの時点で早くも激戦区を形成している。32年目を迎えるJリーグでどのチームが頂点にたつのか、データに基づく予測を楽しむのも一興だろう。