鹿島アントラーズ所属の岩政大樹監督は4日で今シーズンはもって退任すると発表しました。

岩政監督は昨シーズン途中からチームを指揮執りして、今シーズンは序盤に4連敗になどして順位を一時、15位まで落ちてしましたがその後は持ち直して、3位までに浮上しだけれども、終盤の上位チームとの試合として、最後は勝ちきることができず、今シーズンは5位を止まって、2016シーズン以来ランキングが1位になります、クラブ目標が達成できなくなってきた。

そして、4日鹿島アントラーズは、岩政監督について契約期間満了に伴い今シーズンをもって退任することを発表しました。

3日リーグ最終戦となった試合のあと、岩政監督は報道陣の取材に対して「今、多くを語るつもりはないですが、2年間、自分なりにすべてやりきったと思っています」と話していました、そして、岩政監督はチームを通じて「鹿島のこと、選手たちのことを考え続けた日々でした。後悔はありません。どんな時もチームを後押しし、選手たちを支えてくれた皆様に感謝いたします。選手時代も含めて約12年間、本当にありがとうございました」というコメントしました。

監督前も例歴

岩政大樹は鹿島アントラーズ所属監督を引退され、実は元日本代表でした、山口県大島郡周防大島町出身の元プロサッカー選手でした。

東京学芸大学の教育学部、数学専攻に般受験で合格してた、大学入学時はプロサッカー選手ではなく教員を目指しており、在学中に中学校、高等学校の数学の教員免許を取得。

大学蹴球部では1年時に関東大学リーグ1部の新人王に輝き頭角を現した。2年時には全日本大学選抜、3年時にはアテネオリンピック出場を目指すU-22日本代表に選出されるなど大学屈指のセンターバックとして名を馳せた、2003年5月の時、FC東京に特別指定選手と参加ました。

特別指定選手を加入した来年、大学卒業した岩政大樹が鹿島アントラーズに入団して、ナビスコカップ予選リーグ・FC東京戦でプロデビューし、シーズン後半にはレギュラーに定着。2007年、5月19日の新潟戦から6月16日の広島戦にかけて、DFとしてはJタイとなる4試合連続得点を記録。12月にはJリーグアウォーズにて自身初のJリーグベストイレブンに選出された。2009年4月29日神戸戦にてJリーグ史上最速のリーグ戦クラブ通算1000得点を決める。

2008年の時、日本代表候補に初招集されて、来年の9月日本代表オランダ遠征メンバーとして選出、結局出場機会がなかった、でも、10月10日のキリンチャレンジカップ・スコットランド戦は日本代表をデビューして、2010 FIFAワールドカップ日本代表にも選出された。

2013年においては、初めの方は鹿島でレギュラーポジションを確保し、プレーを続けていました。しかし、J1第14節の川崎戦では、自身のオウンゴールを含む4つの失点を喫するなど、輝きを欠いたパフォーマンスを見せ、この試合以降は控えメンバーに追いやられました。そして、同年の終わりには10年間にわたり所属していたクラブを退団しました。

2014年からはタイ・プレミアリーグのBECテロ・サーサナFCに完全移籍。10月27日には自身のブログで退団を発表しました。

2015年にはJ2のファジアーノ岡山に完全移籍。最初のシーズンからキャプテンに就任し、リーグ戦全42試合にフル出場し、精神的支柱として活躍しました。2016年シーズンにはチームが昇格プレーオフ決勝まで進出しましたが、敗れて昇格を逃し、同シーズン終了後に岡山を退団しました。

2017年からは選手兼コーチとして東京ユナイテッドFCに加入。同時に東京大学運動会ア式蹴球部のコーチも兼任しました。

2018年10月22日、自身のブログで同シーズン限りでの引退を発表しました。

2021年1月7日、上武大学サッカー部の監督および上武大学ビジネス情報学部スポーツ健康マネジメント学科の准教授に就任したことを自身のブログで発表。

2022シーズンからは古巣であるJ1・鹿島アントラーズのトップチームコーチに就任。当初はレネ・ヴァイラー監督が新型コロナウイルスの影響で来日できるまで監督代行を務め、その後、ヴァイラーとの契約解除に伴い、2022年8月8日に正式に監督に就任することとなりました。

タイトル

鹿島アントラーズ

2007年、2008年、 2009年J1リーグ：3回

2011年、2012年Jリーグカップ：2回

2007年と2010年天皇杯全日本サッカー選手権大会：2回

2009年と2010年スーパーカップ：2回

2012年と2013年スルガ銀行チャンピオンシップ：2回

BECテロ・サーサナFC

2014年トヨタ・リーグカップ:1回

代表としてのタイトル

2001年東アジア競技大会サッカー競技

2003年ユニバーシアード：1回

2011年AFCアジアカップ：1回

個人タイトル

2000年関東大学リーグ1部 新人王

2002年2003年関東大学リーグ1部ベストイレブン

2007年、2008年、 2009年Jリーグベストイレブン：3回