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 2023/12/12 20:35

躍動する才能、上田綺世のサッカー戦績


上田綺世は、茨城県水戸市出身のプロサッカー選手であり、現在エールディヴィジ・フェイエノールトに所属している。ポジションはフォワード(CF、SS)およびミッドフィールダー(AM)で、また彼は日本代表にも選出されている。

鹿島アントラーズ時代



2019年7月23日、法政大学のサッカー部を退部し、当初2021年に加入が内定していた鹿島アントラーズに前倒しで加入することが発表された。同年7月31日、第16節の延期試合である浦和レッズ戦で途中出場し、プロデビューを果たした。8月10日、第22節の横浜F・マリノス戦で途中出場からプロ入り初ゴールを決め、9月1日の第25節清水エスパルス戦では初先発し、2得点を挙げて勝利に貢献した。

サークル・ブルッヘ時期



2022年7月1日、ベルギー1部のサークル・ブルッヘへの完全移籍が発表された。7月24日、開幕戦のKVCウェステルロー戦で先発出場してベルギーデビューを果たし、8月27日の第6節SVズルテ・ワレヘム戦で移籍後初ゴールを決めた。2023年2月4日、第24節のスタンダール・リエージュ戦で今季リーグ戦10得点目を達成した。

フェイエノールト時代



2023年8月3日、オランダ1部エールディヴィジのフェイエノールトへの完全移籍が発表され、契約期間は2028年6月30日までとなっている。9月3日、移籍後初となる試合である第4節のFCユトレヒト戦でゴールを決めた。

日本代表経歴



2019年5月24日、東京五輪世代中心の構成で臨む日本代表に初選出された。同年6月18日、コパ・アメリカ初戦のチリ戦でスタメン出場し、代表デビューを果たしたが、大会中には5度の決定機を外すなど活躍が期待されるものの精彩を欠いた。翌7月、ユニバーシアードサッカー日本代表ではアルゼンチン戦で2得点を決め、その後の決勝でハットトリックを達成し、優勝に貢献した。同年12月にはEAFF E-1サッカー選手権2019にも出場し、再度選出された。

2021年7月、東京オリンピック日本代表にも選出され、2022年11月1日にはカタールワールドカップに挑むメンバーにも選ばれた。しかし、2戦目のコスタリカ戦では前半のみの出場に終わった。

2023年6月15日、キリンチャレンジカップのエルサルバドル戦でPKを決め、代表としての初ゴールを達成した。同年11月16日、2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027(予選)のミャンマー戦で代表初のハットトリックを達成した。

個人タイトル

関東大学サッカーリーグ戦・新人王(2017年)

関東大学サッカーリーグ戦・ベストイレブン(2018年)

関東大学サッカーリーグ戦・特別賞(2018年)

デンソーカップサッカー・最優秀選手(2019年)

デンソーカップサッカー・ベストイレブン(2019年)

J1リーグ・月間MVP(2022年2月・3月)

JPFAアワード(J1)・ベストイレブン:1回(2022年)