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 2023/12/18 17:57

元日本サッカー代表 中村俊輔選手最後の試合


元サッカー日本代表の中村俊輔選手は引退試合が行われ、現役時代に関わった仲間たちとの引退試合で観客を感動させました。

中村選手は2回JリーグでMVP(最優秀選手賞)を獲得した、そしてスコットランドとイタリアの海外リーグでプレーして、日本代表として98試合で出場して24得点をマークするなど活躍しました。

中村選手の引退試合

昨シーズン、44歳で現役を引退し、12月17日の引退試合が横浜市で行われ、引退した小野伸二さんと中村さんとともにプレーした懐かしい仲間たちが集まりました。

元日本代表を中心としたチームは最後に所属した横浜FCを中心としたチームが対戦し、中村さんは前半、横浜FCを中心としたチームで先発し、現役時代を思い出させる左足の正確なフリーキックなどで3得点を決め、ハットトリックを達成しました。

後半は元日本代表を中心としたチームでプレーし、小野さんや43歳で現役を続ける遠藤保仁選手などとの華麗なパスワークを披露。さらにフリーキックなどから3得点を挙げ、およそ1万5000人の観客を沸かせました。


現在、横浜FCでコーチを務める中村俊輔さんは、試合後のセレモニーで「一緒に戦った選手やスタッフ、サポーターの方々はかけがえのないもので、本当にありがたい。これからは指導者として第二の人生を歩み、多くの選手と信頼関係を築けるよう努力していきたい」と述べました。

選手紹介

中村俊輔は神奈川県横浜市戸塚区出身の元プロサッカー選手、サッカー指導者であり、元日本代表でもあります。現在は横浜FCのコーチを務めています。

横浜FCに所属する中村俊輔は、2019年7月11日に移籍が発表され、自身初のJ2リーグでのプレーを経験しました。デビュー戦では10月27日の第38節東京ヴェルディ戦でゴールを決め、J2の「10月度ベストゴール」にも選出されました。怪我の影響もあったが、10試合に出場し、チームのJ1昇格に貢献しました。

2020年シーズンでは、ヴィッセル神戸戦での開幕スタメンやアンドレス・イニエスタとの対戦などが話題となりましたが、リーグ戦での出場はわずか10試合にとどまり、初の無得点のシーズンとなりました。


2021年シーズンには背番号を10番に変更し、42歳8カ月3日でJ1開幕最年長スタメンの記録を樹立。しかし、コンディション不良により途中からベンチ外となり、チームもリーグ戦20位でJ2降格が決まりました。引退を考えたものの、家族の後押しで現役続行を決断しました。

2022年シーズンでは、背番号を25番に変更し、43歳7カ月26日での出場はJ2歴代3位の年長記録となりました。3月13日の水戸ホーリーホック戦では途中出場し、コーナーキックからアシストして逆転勝利に貢献しました。

2022年10月17日、各メディアにより今季限りでの現役引退が報じられ、翌18日にクラブを通じて正式に発表されました。最後の試合は10月23日のロアッソ熊本戦で、勝利を収めて有終の美を飾りました。

引退後は、2023年シーズンから横浜FCのコーチとして新たなキャリアをスタートさせ、日本サッカー協会のロールモデルコーチにも就任しています。また、同年12月17日にはニッパツ三ツ沢球技場で引退試合が開催され、交友のある豪華メンバーや亡き盟友の名前も出場者名簿に輝いています。