日本ハムはレイエスと契約、広島は西川龍馬選手の人的補償

日本ハムはメジャーで108発ホームランのレイエスと契約合意

8日、日本ハムは前ロイヤルズ3Aで、メジャー通算108本塁打のフランミル・レイエス外野手と契約合意して背番号は99と発表されました。

レイエスと新庄剛志監督のコメント

レイエスは球団に通じて「はじめに、日本で野球を続けられる機会をくださった北海道日本ハムファイターズへ心より感謝いたします。また、私の人生において、新たな国へ視野を広げられることをとても楽しみにしています。子どもの頃から今日まで継続していることでもある、毎日100%の力でプレーすることを約束いたします。ファイターズでの目標として、できる限り多くの試合に勝利し、日本一の栄冠を北海道へ持ってくることができるよう尽力いたします」コメントしました

新庄剛志監督は「最近の外国人選手の中では、一番スウィングスピードが速いんじゃないかな。とにかくパワーが凄いね。エスコンだと、サウナに入っている人たちが彼のホームランボールをキャッチするんじゃない？　力まず軽くミートするだけで、逆方向に放り込んだ映像を何回も見たからね。しかも追い込まれてから! 」評価して、「気になるのは三振率が高いことだけど、エスコンは球場が広くないし、軽く振っても入るんだ、というコツを掴んでくれたら三振は減るし、率も上がってくる。今からラインナップを考えるのが楽しみになってきたばい」と期待していました。

広島は西川龍馬選手の人的補償　日高暖己を獲得

広島は、プロ野球選手のFA（フリーエージェント）権を行使してオリックスに移籍した西川龍馬選手の人的補償として、2年目の19歳、日高暖己投手を獲得することを発表しました。

広島は5日、FA権を行使してオリックスに移籍した西川選手の人的補償として、オリックスから2年目で右投げの日高投手を獲得することを明らかにしました。

日高投手は宮崎県出身の19歳で、宮崎の富島高校からドラフト5位で去年、オリックスに入団しました

1年目の昨シーズンは1軍での登板はなく、2軍のウエスタン・リーグでは12試合に登板して1勝1敗、防御率3.15の成績でした。

西川選手の移籍で広島は、オリックスがプロテクトした28人以外から1人、選手を獲得できることになっていて、球団幹部によりますと、新井監督とも相談した結果、野手で西川選手が抜けた穴は若い選手を鍛えて埋める方針のため、力強いストレートが持ち味で、将来の先発候補として期待できる日高投手を選んだとのことです。

広島への移籍が決まった日高は、「いまはただびっくりしているというのが、率直な気持ちです。オリックスには、まだなにも貢献できていなかったのですが、いろいろな方々に優しくしていただいて感謝しかありません。チームは変わることになりましたが、やることは変わらないと思いますので、ファンの方々に応援していただけるように、これからも頑張っていきたいと思います」とコメントしています。