「現役ドラフト」において12名の選手が移籍成立(2/2)
現役ドラフトで12人の選手が移籍成立しました。新たな制度が導入され、ドラフト1位で入団した3人も含まれています。
パ・リーグ
【オリックス】
鈴木 博志(元中日選手)
9試合 1勝2敗0S1H 防御率4.07
コメント:「中日ドラゴンズには6年間お世話になりました。離れるのは寂しいですが、チャンスだと思って、新しいチームに行っても頑張ります。」
【ロッテ】
愛斗(元西武選手)
73試合257打数55安打 打率.214 4HR15打点2盗塁
コメント:「西武には8年いたが、後輩と過ごした時間は一番の思い出だ。ロッテには台湾ウインターリーグで一緒だった選手や同級生もいるので、そういう面では安心だ。信頼を得ていくところからスタートになるので、1年目という気持ちで、自分のできることをやっていきたい。」
【ソフトバンク】
長谷川 威展(元日本ハム選手)
9試合 0勝0敗0S0H 防御率1.08
コメント:「2年間という短い間でしたが温かいご声援ありがとうございました。エスコンフィールド北海道でのたくさんの応援はとても力になりました。ファイターズファンのみなさんに活躍している姿を見せられるようにこれからも頑張ります。」
【楽天】
櫻井 周斗(元DeNA選手)
2023年一軍出場なし
コメント:「6年間ベイスターズではお世話になりました。ここまで育ててくれた関係者のみなさま、裏方さん、監督・コーチ、そして何よりファンのみなさまに本当に感謝しています。6年間の中で、2年目に横浜スタジアムで初登板したときが一番の思い出です。その経験がこれからの自分につながってくると思うので、次の新天地でも頑張りたいと思います。」
【西武】
中村 祐太(元広島選手)
5試合 0勝0敗0S0H 防御率1.29
コメント:「この機会をチャンスだと思って新天地で頑張りたい。カープファンの皆様、10年間応援していただき本当にありがとうございました。」
【日本ハム】
水谷 瞬(元ソフトバンク選手)
2023年一軍出場なし
コメント:「ホークスで活躍したかったという思いや、さみしい気持ちがありますが、新しいチームで野球選手として成長するチャンスをいただいたと前向きに考えています。日本ハムは、自分と同世代の選手が主力として試合に出ている印象があるので、チームに入ればやってやろうという気持ちが高まっていくと思います。」
これにより、プロ野球において各選手の新たな挑戦が始まります。球団ごとに選手の抱負や意気込みが示され、ファンも期待に胸を膨らませています。
また、選手会事務局長の森忠仁氏は、現役ドラフトについて「通常、1位入団選手は同じ球団に長く在籍しますが、他球団への移籍が成績向上につながることがあり、球団の意向が見受けられました。今回も魅力的な選手が多く出ており、制度として良い方向に進んでいると考え、これからも広まってほしい」と述べ、新しい制度が成功裏に進化していくことを期待しています。
昨年のドラフトで環境変化が成績向上につながった選手もあり、逆に1年で戦力外になる選手も見受けられました。選手たちの挑戦の成果や課題が明らかにされ、これからの制度改善に対する期待が高まっています。
現役ドラフトは今年、一部の規定変更を経て開催されましたが、1位指名のピッチャー3人が移籍し、指名は1巡目で終了。制度改善の試みが続きますが、その成果が今後ますます注目されます。選手会が提唱する「出場機会に恵まれない選手の移籍活性化」に向けて、制度上の試行錯誤を通じてシステムをどのように成熟させていくのかが注目されてます。