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 2023/12/12 15:17

「現役ドラフト」において12名の選手が移籍成立(1/2)

プロ野球において出場機会に恵まれない選手の移籍を促進するために導入された「現役ドラフト」が、8日に行われ、その結果、昨年からと合わせて12名の選手が新たなチームに移籍しました。このうち、ドラフト1位で入団した選手は3名です。

【セ・リーグ】

《阪神》漆原大晟(元オリックス選手)



漆原投手は、「在籍した5年間でいろいろなことを学び、成長させてもらったオリックスには、感謝の気持ちしかありません。指名していただいた阪神タイガースで活躍することが恩返しにもつながると思いますので、1試合でも多くチームの勝利に貢献できるように頑張ります」とコメントしました。

阪神の岡田彰布監督は、「中継ぎになってからすごくよかったと聞いたし、ある程度迷わずに指名した。ストレートが速い印象で、まだ活躍できる可能性はあるピッチャーだと思う。キャンプでどういうボールを投げるのか楽しみだ」と期待を寄せています。

《広島》内間拓馬(元楽天)



内間投手は、「突然で驚きましたが、自分の立場を考えて、あるのかなとも思ってはいたので、前向きにとらえて、新天地でいちから頑張っていきたいという気持ちです。リーグが違いますので、来年は自分も成績を残して、イーグルスと日本シリーズで戦いたいと思っています」と球団を通じてコメントしました。

《DeNA》佐々木千隼(元ロッテ選手)



佐々木千隼投手は球団を通じて、「ロッテを離れるのはとても寂しいです。ただ自分にとってはプラスのことなので、新天地で精一杯頑張りたいと思います。ファンの皆様には7年間、いい時も悪い時も変わらず、すごい声援をいただき、ありがとうございました。ことしZOZOマリンスタジアムで最後に登板した際に、登場曲が流れ、スタンドからすごい声援をいただいたことが忘れられません」とコメントしています。

《巨人》馬場皐輔(元阪神選手)



馬場投手は、「自分にとってすごくチャンスだと思うので、気持ちを切り替えて、新天地のジャイアンツでチームに貢献していきたい。阪神対巨人の“伝統の一戦”でタイガースを相手に全力で勝負する姿をファンに見せることができるように頑張りたい」とコメントしました。

巨人の阿部慎之助監督は、「実力のある投手を獲得することができた。ジャイアンツの一員として、存分に力を発揮してくれることを期待している」と球団を通じてコメントしています。

《ヤクルト》北村拓己(元巨人選手)



北村拓己選手は球団を通じて、「素晴らしい監督やコーチ、チームメイトに恵まれ、かけがえのない時間を過ごさせていただきました。お世話になったジャイアンツに恩返しができるよう、これからお世話になるヤクルトの力になれるよう、一生懸命頑張ります」とコメントしています。

巨人の阿部慎之助監督は、「ヤクルトに移籍する北村選手は来シーズンからライバルになるが、一野球人として活躍を期待している」と球団を通じてコメントしています。

《中日》梅野雄吾(元ヤクルト選手)



梅野雄吾投手は球団を通じて、「けがも多く、目立った活躍もできませんでしたが、移籍先で活躍することが今まで指導してくださった方や応援してくださったファンの方への恩返しになると思って、新天地では心機一転頑張ります」とコメントしています。

選手会事務局長の森忠仁氏は、現役ドラフトで3人の1位選手が移籍したことについて、「通常、1位入団選手は同じ球団に長く在籍しますが、他球団への移籍が成績向上につながることがあり、球団の意向が見受けられました」と述べ、今回の制度変更には好意的です。「今回も魅力的な選手が多く出ており、制度として良い方向に進んでいると考え、これからも広まってほしい」と期待を寄せています。

昨年のドラフトで環境変化が成績向上につながった選手があり、一方で1年で戦力外になる選手もいると指摘。制度の進化に注目が集まります。

現役ドラフトは今年、一部の規定変更を経て開催されましたが、1位指名のピッチャー3人が移籍し、指名は1巡目で終了。制度改善の試みが続きますが、その成果が今後ますます注目されます。