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 2023/12/25 19:10

新人最速初デビューして白星を挙げた 隅田知一郎


プロで初登板して先発で新人最速として、初デビューして白星を挙げて飾った隅田投手。

選手紹介

隅田投手は長崎県大村市出身のプロ野球選手、現在埼玉西武ライオンズ所属。昨年の3月、プロ野球の舞台で初めてマウンドに上り、新人最速での白星を挙げた隅田投手。しかし、この後、1勝もできずに驚異の10連敗を喫するという厳しい一年となりました。好投しても勝てない試合が続き、「負け運」がついているかのように揶揄され、ルーキーにとっては過酷なシーズンとなりました。先発投手の責任だけでなく、即戦力としての期待を背負いながらも、隅田投手は敗戦を繰り返しました。

プロの舞台ではグラウンド上での結果が求められ、前評判が高くとも結果を残せないことはよくある厳しい現実です。光り輝く「ドラ1入団」という輝かしいスタートを切りながらも、結果を残せずにユニフォームを脱ぐケースは珍しくありませんでした。心が折れてもおかしくない成績に見えながらも、シーズン終了後、隅田投手は前を向いていく決意を固めました。



隅田投手は11月に行われた若手の国際大会で初めて日本代表のメンバーに選出されました。そして、予選リーグ第2戦の韓国戦に先発し、持ち味の緩急を駆使したピッチングで7回無失点、三塁を踏ませない快投を披露し、決勝進出の原動力となりました。これまでの努力が、国際試合の舞台で実を結んだ瞬間であり、井端監督からも「シーズンも見ているぞ」と声をかけられるなど、その実力が評価されました。

いままでの戦績

2022年、隅田知一郎投手は球団の新人としては牧田和久選手(2011年)以来の快挙となる開幕ローテーション入りを果たし、3月26日のオリックス・バファローズ戦でプロ初登板初先発を飾りました。この試合では7回1安打3四球5奪三振無失点という素晴らしい投球で、プロ初勝利を挙げました。しかしその後、4月2日の千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初黒星を経験し、白星が中々つかない状況が続きました。特に交流戦では投球内容が悪化し、6月2日の阪神タイガース戦や同9日の読売ジャイアンツ戦での連敗など、苦しい時期を迎えました。



その後、二軍での調整や新型コロナウイルス感染など様々な試練に直面しつつも、8月3日の二軍戦で実戦復帰。その後、一軍への昇格を果たし、8月17日の福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初のリリーフ登板を果たし、3回1/3を無失点の好投を見せました。8月24日のロッテ戦ではロングリリーフを務めるも、3イニング目で2点適時打を許してしまい敗戦投手となりました。しかし、その後も粘り強い姿勢で取り組み、9月15日には北海道日本ハムファイターズ戦での一軍先発登板を果たしましたが、結果は付かず。最終的に1年目は一軍での登板が16試合(14先発)で、1勝10敗・防御率3.75の成績でシーズンを終え、オフには推定年俸2000万円で契約を更改しました。

2023年の戦績

2023年、2年連続で開幕ローテーション入りを果たし、開幕5試合目の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でシーズン初登板初先発。6回1失点と好投するものの、打線の援護がなく敗戦投手となりました。4月12日のロッテ戦では5回2/3を5失点で再び敗戦投手となり、自身12連敗となる厳しい状況が続きました。しかし、同19日のソフトバンク戦では6回1失点の好投で約389日ぶりの白星を挙げ、光明を見せました。5月には3戦3敗で出場選手登録を抹消されましたが、6月9日の東京ヤクルトスワローズ戦では5回1失点で交流戦初勝利を飾り、同25日の楽天戦では5回無失点の投球でビジター初勝利を手にしました。



7月17日の日本ハム戦では6回6安打1四球12奪三振2失点の力投で、プロ初の2桁奪三振を達成。8月9日の日本ハム戦では9回132球5安打2四球11奪三振無失点の熱投でプロ初完投・初完封勝利を達成し、一躍注目を浴びました。シーズン終了まで先発ローテーションを守り、22試合の先発登板で9勝10敗・防御率3.44の成績を残しました。アジアチャンピオンシップにも出場し、オフには推定年俸4000万円で契約を更改しました。