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 2023/12/18 18:42

DeNA新キャプテンに牧秀悟の選手紹介


牧秀悟は、長野県中野市出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。横浜DeNAベイスターズ所属


コロナからの始まり


2022年1月27日、新型コロナウイルスに感染し、春季キャンプは二軍で始まりました。

しかし、2月22日に一軍昇格し、オープン戦では好調なプレーを続け、3月9日には三浦大輔監督から開幕戦での4番起用が発表されました。

2年目の選手が4番に座るのは球団としては62年ぶりの快挙でした。開幕から勝負強いバッティングでチームの勝利に貢献しましたが、4月7日に甲子園遠征中にチーム内で多数の感染者が出てしまい、再び牧も陽性判定を受け、NPBの特例2022の適用選手として登録抹消されました。

しかし、4月20日に一軍に復帰し、翌日の阪神戦でバースデーアーチとなる3点本塁打を放ちました。5月には打率.329、8本塁打、25打点という高い成績で、月間MVPに選出されました。

マイナビオールスターゲーム2022では、セ・リーグの二塁手部門でファン投票1位を獲得し、初めてオールスターに選出されました。しかし、7月19日の中日戦で足を痛め、左足関節骨棘障害と診断されて3試合欠場しました。8月21日の広島戦で大道温貴から本塁打を放ち、2年連続の20本塁打を達成しました。最終的には打率.291、24本塁打、87打点の成績を残し、36本の二塁打はリーグトップ、87打点はリーグ2位タイで、11月24日に同年シーズンのベストナインに初選出されました。

12月13日には1億2000万円で契約を更改しました。





2023年のあと

2023年は調子が上がらず、4月終了時点で打率.235、直球系の打率は.208と苦しんでいましたが、5月に入ると復調の兆しを見せ、6月18日の千葉ロッテマリーンズ戦では、球団が公募した牧のそっくりさん17人が集まるイベントが開催されました。この試合で牧はロッテの先発佐々木朗希から同点打と勝ち越し打を決め、4安打2打点の活躍でチームは勝利し、交流戦単独首位に浮上しました。

最終的に交流戦では打率.380、2本塁打、13打点の活躍で、チームの交流戦初優勝に大きく貢献し、日本生命セ・パ交流戦優秀選手賞を受賞しました。

同年7月23日には中野市栄誉賞を授与されました。8月12日の巨人戦で山﨑伊織から20号本塁打を放ち、清原和博以来6人目のルーキーイヤーから3年連続で20本塁打を達成しました。そして8月は打率.362、7本塁打、26打点と好成績を残し、月間MVPを3度目にして受賞しました。

9月18日の対阪神戦では延長10回表に石井大智から右翼線へ決勝打となる2点適時三塁打を放ち、自身初となる100打点を達成しました。10月4日には同年シーズンの最多打点と最多安打を初受賞し、最多安打は阪神タイガースの中野拓夢と共に受賞しました。これらの成績が評価され、11月27日に2年連続となるベストナインを受賞しました。



代表経歴では、2023年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出され、二塁手として出場し、1次ラウンドの中国戦とチェコ戦で2本の本塁打を記録しました。また、同年はカーネクストアジアプロ野球チャンピオンシップ2023の日本代表メンバーにも選出され、春から秋まで長い1年間で活躍しました。同大会では一塁手として出場し、韓国との決勝戦で1本塁打を放ち、連覇に貢献しました。決勝打を放った門脇誠と共にお立ち台に立ちました。



タイトル

牧秀悟のタイトルと表彰には、打点王1回(2023年)、最多安打1回(2023年)、ベストナイン2回(二塁手部門:2022年、2023年)、セ・パ交流戦日本生命優秀選手賞1回(2023年)、月間MVP3回(野手部門:2021年10・11月、2022年5月、2023年8月)、セ・リーグ連盟特別表彰1回(新人特別賞:2021年)、中野市市民栄誉賞(2023年)が含まれます。