DeNA新キャプテンに牧秀悟選手が就任、FA権行使後も残留の石田健大投手、ホームラン王ソト選手元DeNA選手がロッテ入団
DeNAの新キャプテンに就任する牧秀悟選手
プロ野球・DeNAは、新たなキャプテンに今シーズン、セ・リーグの打点王などのタイトルを獲得した牧秀悟選手を就任することになりした。25歳の牧秀悟選手、戦績優秀な牧選手はリーダーシップを発揮して、その実績が新たな役職への昇進に繋がりました。
今シーズン、DeNAの4番として活躍した牧選手は、打率2割9分3厘、ホームラン29本、103打点、164本の安打を記録し、セ・リーグの打点王と最多安打のタイトルを手中に収めました。
プロ4年目を迎える来シーズン、三浦大輔監督は牧選手にキャプテン就任を打診し、「1年目から牧を見てきて、いいときも悪いときも下を向かずに前を向いてグラウンドに立ってくれていたので、キャプテンに向いていると思っていた。牧を中心にみんなで力を合わせて進んでいきたい」と述べました。
牧選手は、「不安はあるが、『やってやるぞ』という思いがある。前のキャプテンの佐野選手が築いてきてくれた年齢関係なく言い合える環境づくりは継承しつつ、まずはプレーでチームを引っ張っていきたい」と話しキャプテンとして迎える新たなシーズンに向けて気を引き締めていました。」と語り、新たなキャプテンとしての意気込みを示しました。
DeNAのFA権行使石田健大投手が残留
DeNAの左腕ピッチャーである石田健大投手が、国内FA権を行使してもチームに残留することが明らかになりました。プロ9年目である今年30歳の石田投手は、安定感のあるピッチングで開幕投手を3回務め、今シーズンは23試合に先発登板し4勝9敗、防御率3.97の成績を収めました。
石田投手は今シーズン、国内FAの権利を取得し、権利行使の意向を11月に表明しています。「積み重ねて得た権利でもあるので他球団の評価も聞いて、後悔のない選択をしたいと思います」とコメントして、他球団からのオファーも受けていたものの、DeNAからの粘り強い交渉に応じ、結果的にチームに残留することを決断しました。
ロッテの自由契約で2度のホームラン王のソト選手を獲得発表
ロッテはDeNAで2度のホームラン王に輝いたソト選手を、自由契約となっていたソト選手を獲得することを発表しました。来日6年目のソト選手は、34歳でありながらパワフルなバッティングとホームランの数々でDeNAの強力な打線を牽引してきました。
DeNAに入団してから2年連続のホームラン王に輝いたソト選手は、2017年には41本、翌年には43本のホームランを打ち、108打点で打点王も獲得しています。しかし、今シーズンはけがの影響もあり109試合の出場で14本のホームランに留まり、オフに自由契約となりました。
ソト選手は球団を通じて、「ロッテでプレーできることにとても興奮しています。このチームはチャンピオンになれるチームだと感じています。優勝のために自分はできるかぎりの努力をして、ファンのみなさんに優勝をプレゼントしたいと思っています。一緒に優勝しましょう」とコメントし、新天地での活躍への意欲を示しています。
ロッテの吉井監督は、「勝負強く長打を打って打点をあげてくれることを期待している。現状はファーストと指名打者での起用をイメージしていて、今から楽しみだ」と述べ、ソト選手の加入で打線の強化が期待されています。新シーズンへの期待が膨らむなか、ファンたちはチームの更なる飛躍を期待しています。