ヤクルトとソフトバンク、新人選手入団発表!「新人王とりたい」って
新人王とりたいってドラフト1位の西舘昂汰が語りました
ヤクルトの新人選手が入団発表され、その中でもドラフト1位の専修大学出身、西舘昂汰投手が「新人王をとりたい」と抱負を述べました。
入団発表イベントは、東京港区で行われ、120人のファンも抽選で選ばれ、今年のドラフトで指名された6人の選手が出席しました。そのなかで、1位指名の西舘投手は身長188センチの長身から投げ下ろす最速152キロの力強いストレートとスタミナ豊富な右ピッチャーとして期待されています。
西舘選手はユニフォームに袖を通し、「プロになって特別に何かをするというわけではなく積み上げてきたものを自分の特徴だと思って貫いてやっていきたい」とコメント。また、「身長が190センチ近くあり、角度のあるストレートとスライダーは空振りをとれると思っているので、それを武器に頑張りたい。そして新人王をとりたい」と意気込みを表明しました。
他のメンバーは
他の選手は、育成2位で指名された三刀屋高校出身の高野颯太選手は、「まずは支配下になってヤクルトの村上選手よりも多くのホームランを打てる選手になりたい」と語り、「自分の持ち味はパワーなのでホームランをたくさん打つところをみてほしい」とコメントし、対戦してみたい選手には「ロッテの佐々木朗希投手は球が早いので、その球をスタンドに入れたい」という熱い思いを表現しました。
ドラフト4位の常葉大菊川高校卒業した鈴木叶選手は、「すごくうれしい気持ちと早く神宮球場でプレーしたいという気持ちが強くなった。二塁への送球とフットワークを生かした守備力をみてほしい」と述べ、目標については「キャッチャーとして120試合以上出場できる選手になりたい。1年目は何事にも挑戦し、けがなくシーズンを終えたい」と語りました。
独立リーグからのドラフト5位の伊藤琉偉選手(オイシックス新潟アルビレックスBC)は、「小さいころからの夢だったプロへの実感がわいている。守備が持ち味なので、その中でも肩の強さと球際の強さをみてほしい」とコメント。さらに、「練習からがむしゃらに、試合もがむしゃらに頑張ってチームの軸といわれるような選手になって、山田哲人選手のように『トリプルスリー』をとれる選手になりたい」と力強く意気込みました。
ソフトバンク新人入団 前田悠伍
そして、プロ野球のソフトバンクの新人選手の入団会がドラフト1位で大阪桐蔭高校の前田悠伍投手、彼は「信頼されるエースピッチャーになりたい」と強い意気込みを示しました。
福岡市内で開催されたソフトバンクの新人選手入団会見には、小久保裕紀監督をはじめ、今年のドラフトで指名された15人の選手が出席しました。各選手は自身の目標を書いた色紙を提示し、ドラフト1位で指名された前田投手は「200勝投手」という大きな目標を掲げました。
前田投手が付ける背番号は、昨年オフに大リーグに移籍した千賀滉大投手が着用していた「41」番に決定しました。前田投手は「千賀投手はチームのエースとして活躍されていた。自分も信頼されるエースピッチャーになりたい。まだ高校生の体なのでプロに近づけるように体力作りをしていきたい。一日でも早く1軍に上がって活躍したい」と積極的な意気込みを述べました。
小久保監督は「自分も監督として1年目で、1年目の選手たちとともに歩んでいくことになる。一番大切なのは目標設定で、選手たちには自分の着地点をしっかり見つけられるようなプロ野球人生を歩んでいってほしい」と語りました。
新人選手たちは、年が明けると1月に合同で自主トレーニングを行い、2月には春のキャンプに向けての準備を始めます。これからが彼らのプロ野球選手としてのスタートであり、ファンたちは彼らの活躍に期待しています。