阪神近本光司と村上頌樹選手、契約を更改推測
2年連続盗塁王近本光司、推定3億2000万円の契約更改
5年目の近本光司選手は、今シーズンは7月にデッドボールを受けて一時離脱したものの、129試合に出場し、いずれもチーム2位の打率2割8分5厘、出塁率3割7分9厘をマークしました。28個の盗塁を決め、2年連続で盗塁王に輝くなど、1番バッターとしてチームを引っ張りました。
また、守備率は10割を達成し、ベストナインとゴールデン・グラブ賞も3年連続で受賞しました。
プロ野球で38年ぶりに日本一に輝いた阪神タイガースで、2年連続で盗塁王に輝くになる、リードオフマンとしてチームを引っ張った近本光司選手が、いずれも推定で、1億5000万円アップの年俸3億2000万円で来シーズンの契約を更改し、「リーグ優勝と日本一の一員になれていたことがよかった」と語りました。
9日、西宮市の球団事務所で契約交渉に臨んだ近本光司選手は、いずれも推定で、年俸1億5000万円アップの3億2000万円で来シーズンの契約を更改しました。
契約更改の会見で、近本選手は「1年を通して試合に出たわけじゃないが、リーグ優勝と日本一の一員になれていたことがよかった。自分の新しい一面を見られたし、今までのよさや強みも生かしていけるとわかった1年だった」と今シーズンを振り返りました。
来シーズンに向けて、近本選手は「球団からは『連覇できると思う』と言われた。選手が個々の能力をもう少し上げて発揮できないと難しいと思うので、能力を上げられるように頑張りたい」と意気込みを述べました。
球団史上最高の857%増で契約更改 新人王MVP
プロ野球セ・リーグ史上初となるMVP(最優秀選手)と新人王に同時に輝いた阪神の村上頌樹投手は、いずれも推定で球団史上最高の857%、金額にして6000万円アップとなる年俸6700万円で、来シーズンの契約を更改しました。「充実した1年で最優秀防御率のタイトルを取ることができたのが一番うれしい」と村上投手は語りました。
村上投手は、昨シーズンまで1軍での登板はわずか2試合でしたが、3年目の今シーズンには開幕から初の先発にとって、4月12日の巨人と試合してで、その試合では7回までランナーを1人も出さず、パーフェクトなピッチングを披露し、注目を集めました。
その後、先発ローテーションに定着し、22試合に登板して10勝6敗、防御率1.75をマークし、初めて最優秀防御率のタイトルを獲得するなど、リーグ優勝と38年ぶりの日本一に大いに貢献しました。そして、セ・リーグ史上初となるMVPと新人王に同時に輝くこととなりました。
村上頌樹投手は兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、いずれも推定で、球団史上最高となる857%、金額にして6000万円アップとなる年俸6700万円で、来シーズンの契約を更改しました。
会見で村上投手は「充実した1年だった。目標の最優秀防御率のタイトルを取ることができたのが一番、うれしい」と振り返りました。
来シーズンに向けて、村上投手は「まだレベルアップするところがある。自分のスタイルを崩さず、2年連続で最優秀防御率のタイトルを取れるようにやっていきたい」と意気込みを語っていました。