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 2023/11/08 14:35

新記録達成信頼に応えてのエース 山本由伸


オリックスの中嶋聡監督は、第1戦で7失点を喫したエースにすべてを託しました。この信頼に、山本由伸投手は三振14個を奪い、日本シリーズの新記録を樹立するなど、チームと自身にとって重要な勝利をもたらしました。


新記録を達成



山本投手は、先発投手の主要なタイトルを3年連続で獲得し、絶対的なエースとして活躍してきました。しかし、日本シリーズではこれまで4試合に登板し、1度も勝利することがありませんでした。第1戦では7失点を喫して敗れましたが、それでも「第6戦は必ずやってくると思っていました。2敗目は絶対に許さないと、集中力を保ってきました」と、雪辱を誓っていました。


試合では2回に先制点を許し、デッドボールも出すなどコントロールに若干の乱れが見られました。しかし、打線が逆転し、5回以降は力強いストレートと鋭いフォークボールで8つの三振を奪い、失点を許しませんでした。7回に中嶋監督がエースに直接、信頼を示しました。山本投手はこの時、「監督から球数制限もないと伝えられ、それに励まされました。中嶋監督の優しさだと感じました」と述べました。結果的にエースは9回を1失点で完投し、1試合の奪三振記録を更新する14個を記録しました。


信頼を応えたのエース



山本投手はシリーズ初勝利について「3勝3敗のタイに戻せてよかった」と謙虚に語りました。中嶋監督はエースに対する信頼を明かし、「山本由伸が2回連続でやられるわけがないと思った。この試合を全部、由伸にかけていた」と述べ、ファンを沸かせました。山本投手はまた、「監督を日本一の監督にしたい。皆で勝って締めくくりたい」と、指揮官への信頼に応え、チーム全体での団結を強調しました。


山本投手の日本シリーズ初勝利により、オリックスは勢いに乗り、第7戦で勝てば2年連続の日本一に輝くことができるでしょう。