阪神が快勝 オリックス山本から大量得点
第1戦、38年ぶりの日本一を目指す阪神がオリックスに8対0で勝ち、対戦成績を1勝0敗としました。
今年の日本シリーズは、18年ぶりにセ・リーグを制した阪神と、パ・リーグで3連覇を果たしたオリックスの対決となり、関西を本拠地とするチーム同士の対戦は59年ぶりのことでした。
第1戦は京セラドーム大阪で行われ、序盤は、最優秀防御率などで先発投手の主要なタイトルを史上初めて3年連続で獲得したオリックスの山本由伸投手と、今シーズン初めて最優秀防御率のタイトルを獲得した阪神の村上頌樹投手の対決となりました。
阪神打線は山本由伸を10安打7点と打ち崩した
状況は一変する。阪神は佐藤輝明が中前にヒットを打ち、その後、ノイジーが初球から気迫のスライディングで盗塁を決める。ノイジーの次の打席で佐藤輝は三塁に進み、続いて渡邉諒が初球の内角シュートを中前に落とし、阪神が1点を先制しました。その後、近本が156キロの直球を打って適時三塁打、中野がフォークを打って更に得点を重ね、阪神はこの回、一挙に4点を奪い、試合の主導権を握りました。
その裏、オリックスは森友哉の打球が天井にある2枚目のスーパーリングに当たり、グラウンドルールで二塁打となりました。しかし、得点のチャンスに四球を選んだ紅林、ゴンザレスが粘りながらも得点できず、若月健矢は三ゴロに倒れてしまい、村上を打ち崩すことができませんでした
続く6回にも、8番の木浪聖也選手のタイムリーヒットなど、4本のヒットを集めて3点を追加し、山本投手を6回途中で降板させました。
そして8回は加治屋蓮、9回は岩貞祐太が三者三振でゼロに抑え、完封リレーを成し遂げた。
村上投手は援護を受けながら、コントロールの優れたピッチングを展開し、自己最速の152キロのストレートを投げるなど、7回を2安打無失点の好投で降板しました。
阪神が8対0と完勝
このままリードを守り切った阪神が8対0で勝利し、対戦成績を1勝0敗としました。
一方、2年連続の日本一を目指すオリックスは、先発の山本投手が5回に5本のヒットを浴びて4点を失い、6回途中で7点を許し、打線も得点を挙げられず、投打に精彩を欠きました。
第2戦は29日に京セラドーム大阪で夕方6時半で始まる