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 2024/04/25 11:03

壮絶なPK戦の果て、マンチェスター・シティはレアル・マドリードに屈し、連覇の夢を果たすことができず


  • PK戦のスコアは3-4でレアル・マドリードが制す


壮絶なPK戦の果て、マンチェスター・シティはレアル・マドリードに屈し、連覇の夢を果たすことができず-1


ペップ・グアルディオラ監督は、前週のファーストレグに続き、数箇所の微妙な調整を加えた。負傷のストーンズは控えに回り、オルテガとコバチッチに代わってエデルソンとデ・ブライネが先発し、ウォーカーはキャプテンの地位に戻った。


グアルディオラとアンチェロッティの両監督はこれまでの対決を経て、今回で8回目の直接対決となる。試合が始まると、ホームのマンチェスター・シティはボールをしっかりとコントロールしてリズムを作ろうと努力した。


しかし、最初の得点の喜びはアウェイのレアル・マドリードに属した。12分目、ベリンガムとバルベルデの巧みなプレーから前線へとボールが送られ、後方から駆け上がってきたヴィニシウスがロドリゴにフィード。エデルソンは一度は反応してボールを跳ね返したものの、マドリードのウインガーの前に落下し、ゴールが決まった。


19分時、シティがコーナーを手にすると、デ・ブライネが放ったクロスからハーランドがヘディングで決めかけるが、ルーニンの一筆によって防がれた。アカンジがゴール前に戻したボールに、再びハーランドが頭で合わせるも、クロスバーに弾かれ、ベルナルドもリバウンドに反応できなかった。


36分には、シティのハーランドが見事なパスワークでカウンターを開始。グリーリッシュが供給を受けて左サイドから縦走しエリア内でシュートを放つが、リュディガーがコースを変えてサイドネットのみを揺らす。


相手陣の厳しい防御網にもかかわらず、マンチェスター・シティの攻勢は続いたが前半のうちにゴールは生まれず、1点ビハインドで後半に向かった。


壮絶なPK戦の果て、マンチェスター・シティはレアル・マドリードに屈し、連覇の夢を果たすことができず-2


後半の幕開けと共に、マンチェスター・シティは早速コーナーキックを獲得。フォーデンがキックしルーニンがこれをパンチアウトすると、グリーリッシュがダイレクトボレーを打つが、ルーニンがまたしても飛翔して弾いた。


76分、遂にマンチェスター・シティが攻囲を破りスコアを1-1に。リュディガーについたドクが遅れて参戦し、ボックス内に低いクロスを送ると、近距離からデ・ブライネがゴールネットを揺さぶった。


同点に戻ったマンチェスター・シティは攻撃の手を継続。


78分、ペナルティエリアの外から球を受けたデ・ブライネは左足でペナルティボックスの隅にシュートを放つが、ルーニンによってさえぎられた。


ビッグクラブの激突は90分間に決着がつかず、延長戦に突入2×15分の折り返し点となる。延長開始時にグアルディオラ監督はハーランドを下げ、アルバレスをピッチに送る。


99分、ベルナルドの鋭いクロスを内でフリーで待ち受けていたフォーデンが直接シュートを放つも、ルーニン正面で止められた。


延長戦の熱闘にもかかわらず、双方のチームは勝者を決定づけることができず、試合はペナルティキック戦に進行した。


ペナルティスポットに最初に立ったアルバレスは、冷静にゴールキーパーの読みを裏切り、見事なキックでゴールを決めた。しかしながら、ベルナルドとコバチッチはPKをロシアのゴールキーパールーニンに見事に阻止された。


その一方で、フォーデンとエデルソンはペナルティキックを確実に決めた。しかし対するレアル・マドリードもPK戦で4得点を挙げ、最終的に3対4でマンチェスター・シティはPK戦を落とした。これにより、チャンピオンズリーグ準々決勝でレアル・マドリードの前に敗北し、マンチェスター・シティの夢の進撃は終わりを告げた。