マンチェスター・シティとコープ・ライブによる「シティリンク」歩行ルートの革新計画が明らかに
マンチェスター市中心部とエティハド・キャンパスをつなぐ「シティリンク」歩行ルートの改修の提案がマンチェスター市議会に提出された
マンチェスター・シティとコープ・ライブが、市の中心部からエティハド・キャンパスへ至る「シティリンク」歩行ルートの大幅な改造にむけた計画案を、2月15日にマンチェスター市議会へと提出したと発表しました。
足を運ぶファンやコンサートゴアーに別の移動手段を提供することは、2団体の環境配慮の精神を反映したもので、長期的なコミットメントの核となっています。
前提となるのは、マンチェスター市議会の承認で、2002年のコモンウェルスゲームズ用に設けられたホルトタウントラム停留所からエティハド・キャンパスを繋ぐ既存のルートの更新です。
想定される歩行ルートの改造には、来場者がイベント前に楽しむことができる、インタラクティブな照明や地元音楽タレント専用のパフォーマンススペース、さらにはポップアップ・フードとドリンクスタンドなどが含まれています。並行して、コープ・ライブとクラブのスタッフがイベント開始前後にルート沿いに配置されることになります。
ばっちり監視されたルートということで、加強された閉回路監視システム(CCTV)の設置も予定されており、地域の再生に向けたマンチェスター・シティとコープ・ライブの取り組みは、既に歩道の大掃除の実施、繁る木々の剪定完了のくわは、ナビゲーション用標識の改善まで至っています。
この計画が承認されると、4月に迫るコープ・ライブの開幕に合わせて、地元のアーティストとコラボレーションしたアートワークも展示され、徐々にフットボールや音楽のデザインモチーフが取り入れられることになるでしょう。
この歩行ルートの改善は、マンチェスター市議会、グレーター・マンチェスター交通局、そして命名権パートナーとしてのコープと協力して行われています。
マンチェスター・シティのマネージング・ディレクター、ダニー・ウィルソンは徒歩ルート開発について次のように言及しています。
『当キャンパス間の移動に新たな持続可能な手段を提供することで、私たちはファンや来訪者をより多く迎え入れ、この地を一年を通して充実したエンターテインメントの地として成長させるのが重要です。』
『このアップグレードされたシティリンクは、我々の長期的な地域開発と再生への取り組みに沿ったもので、より安全でクリーンな通路を地元コミュニティーが日常的に利用できるようになると信じています。』
一方で、コープ・ライブのエグゼクティブ・ディレクター兼ゼネラル・マネージャー、ゲイリー・ローデンは以下のように意気込みを語っています。
『私たちは、ライブ・エンターテインメントのファン体験を革新的に変えています。新たな歩行ルートへの投資によって、安全でエコに配慮した代替の移動手段を提供し、地域コミュニティのメンバーが年間通じて活用できる、魅力的なアウトドアスペースを実現します。』
『これは私たちの理念であり、私たちのビジョンの一環が現実化しつつあることを嬉しく思います。』