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 2023/12/19 18:33

山本由伸を必要としているチームはヤンキース?


大谷翔平の移籍が落ち着かせるいま、移籍市場に注目を浴びるのは山本由伸の動向で。日本球界での卓越した実績と、25歳という若さが大きな魅力となり、現在少なくとも8つのチームが山本の獲得を争っていると報じられている。MLB公式サイトでは、これら8つのチームを「山本を最も必要としている順」にランク付けしており、その結果はヤンキース、ジャイアンツ、メッツ、ブルージェイズ、ドジャース、レッドソックス、カブス、フィリーズの順となった。



1はヤンキース、1位からの5位?



1位のヤンキースに関して、マイク・ペトリエロ記者は「フアン・ソトを獲得した以上、2024年は全力で勝利を目指さなければならない」とコメント。「パドレスとのトレードで多くの投手を失っており、先発投手陣はカルロス・ロドンとネスター・コルテスが健康を維持して活躍する必要がある。山本を獲得することは、現在と未来においてチームを大いに助けるだけでなく、ヤンキースがヤンキースであり続けることを証明することになるだろう」と述べている。



3位のメッツについては、トーマス・ハリガン記者が「多くのチームが獲得を目指すなか、大富豪のスティーブ・コーエン・オーナーがそのオーラを維持するためには、この戦いに勝利する必要がある」とコメント。「コーエン・オーナーが球団を買収したとき、メッツはどんな選手でも獲得できるという暗黙の約束があった。山本の獲得に失敗すれば、それが覆されることになる。もちろん、戦力としても山本は必要であり、彼と同レベルの期待値を持つ投手を獲得するチャンスはめったにない」と述べている。





5位のドジャースについては、デービッド・アドラー記者が「多くのスター選手を抱えているが、投手陣のスーパースターが不足している。タイラー・グラスノーを獲得し、2025年には大谷がマウンドに戻ってくるが、あと1人エース級の投手を獲得できれば、今後何年にもわたって最強チームとして君臨し続けるだろう」とコメント。「クレイトン・カーショウが戻ってくる保証はないし、ウォーカー・ビューラーは1年後にFAとなる。山本は彼らの後継者となれる。山本はネクスト・カーショウになれるんだ。大谷より4歳、グラスノーより5歳も若いのだから」と述べている。



山本争奪戦はいよいよクライマックスを迎え、各チームからの条件提示がスタートしました。早ければ今週中にも結末が見えるかもしれません。果たして、日本球界最強の右腕を手に入れるのはどのチームなのか。



ヤンキースは山本由伸に熱中、「その人柄にも大きな感銘を受けている」



オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す山本由伸投手に、ヤンキースが熱心な興味を示していると、球団直営の専門テレビ局YESネットワークが18日(日本時間19日)報じました。



山本は16日(同17日)にメッツのコーエン・オーナー宅で球団首脳陣と面談し、その後17日(同18日)にはヤンキースの首脳陣と直接対話したと伝えられています。





YESネットワークのコメンテーターであるジャック・カリー氏は、同ネットワークの番組で面談後の球団の反応を報告し、「ヤンキースは投手としての山本に非常に感銘を受けているが、面談で話をしてその人柄にも大変な感銘を受けている」と述べ、「両サイドの交渉は続いていく。球団は、山本がニューヨークに完璧にフィットすると強調している。歴史ある世界的なブランドの一員になってほしいとアピールしている」と語りました。



山本の争奪戦は18日から各球団による最終オファーの受け付けが開始され、ESPNのジェフ・パッサン記者によれば最後のバトルが繰り広げられています。ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者はこの日のポッドキャスト「ファウルテリトリー」で、ヤンキース、メッツ、ドジャース、ブルージェイズ、ジャイアンツ、フィリーズ、レッドソックスが山本の獲得に加わっていると伝えています。