大谷翔平の契約近く正式発表、これからのエンゼルスの決めるは?
大谷翔平のドジャース契約が近く正式発表
大谷翔平選手がドジャースに入団することが決めていました、ドジャースの方は11日の時2人の選手を放出するトレードを成立して発表しました。
そして大リーグ契約の40人枠に空きができたことから、大谷選手との契約を正式発表するものはすぐに見られます。
大谷選手は9日で自分のインスタでドジャースと契約し、ドジャース入団を発表しました。しかし、ドジャースはまだ大リーグ契約の40人枠に空きがない状態であり、球団からの正式発表はまだなされていません。
同じ11日に、ドジャースはシーズン終了後にFA(フリーエージェント)となっていたリリーフ投手のケリー投手と1年契約を結ぶことで合意したと発表しています。しかし、まだ40人枠のうちの1枠が空いているため、近く大谷選手との契約が正式に発表されると見られています。
そして、ドジャースの公式オンラインストアでは、早くも大谷選手のユニフォームの予約受付が始まっています。ドジャースの背番号「17」はこれまで再契約が発表されたケリー投手がつけていたため、注目が集まっています。
大谷を失ったエンゼルス、今後はどうなるが?
エンゼルスと共に過ごした6年間が終わり、特に大谷翔平の素晴らしい二刀流で活躍をしていた、3シーズンは、彼は登板間隔を固定し、毎試合でのプレーを大谷の意向に合わせるなど、大谷優先の起用がその活躍を支えてきました。
そして、いまは大谷がエンゼルスを離れし、強豪なドジャースへ移籍に決断して。この決定により、エンゼルスの戦力は投打両面で大きな穴が生まれました。今後、どのようにして大谷の穴を埋めていくのか、MLB公式サイトでエンゼルスを担当するレット・ボリンガー記者が展望しています。
エンゼルスは、チーム内で最も優れた打者であり、最高の投手でもあった大谷を失いました。しかし、ペリー・ミナシアンGMはチームを解体して再建することを否定しています。また、2030年までの長期契約を結んでいるマイク・トラウトの放出も否定し、「トラウトを中心にして勝つことができるチームを構築し、2014年以来のポストシーズン進出を達成する」ことが今後の目標となっています。
大谷の退団は痛手ですが、ボリンガー記者は『より多くの分野でロースターを改善するための柔軟性を得た』と述べています。現時点でぜいたく税の基準額を約7000万ドル下回っています。しかし、もし大谷と再契約していた場合、7000万ドルの大半は大谷の契約金で消えていたでしょう。そして、大谷との再契約が叶わなかったことにより、この7000万ドルを他の戦力補強に充てることが可能になったわけです。
また、FA市場にはまだ山本由伸、ブレイク・スネル、ジョーダン・モンゴメリー、マーカス・ストローマンなど、優れた投手たちが残っています。エンゼルスは絶対的な守護神を求めており、そのためにはジョシュ・ヘイダーを狙うという選択肢も考えられます。
野手陣では、大谷に次ぐ大物と言われるコディ・ベリンジャーがまだ市場に残っています。しかし、大谷の退団により生じた指名打者のポジションを埋めるならば、ホルヘ・ソレアやJ.D.マルティネスなどの強打者も選択肢になるでしょう。もちろん、投打両面でのトレードによる補強も考えられます。
大谷の退団により、補強資金の柔軟性が生まれたことは確かな事実です。2014年以来のポストシーズン進出を達成するためには、ミナシアンGMの手腕がオフシーズンで問われることになりそうです。