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 2023/12/04 14:44

今永昇太の契約は総額1億ドル規模になる可能性もある!

正式にポスティング公示され、メジャー各球団との最大45日間の交渉期間が始まった今永昇太。彼は山本由伸ほどではありませんが、FA市場で注目される存在の1人であり、移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は今永をFA選手ランキング10位(先発投手では6位)と高く評価し、契約規模を5年8500万ドルと予想しています。昨オフの千賀滉大(5年7500万ドル)のような契約になると予想されていますが、総額1億ドルに迫る大型契約の可能性もあります。



米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、ウィンター・ミーティングを展望する特集記事の中で、「注目に値する2人の左腕」としてエデュアルド・ロドリゲスと今永の名前を挙げました。FAの有力投手では、すでにアーロン・ノラがフィリーズと7年1億7200万ドルで再契約を結び、ソニー・グレイは3年7500万ドルでカージナルスへ移籍したが、オプトアウトの権利を行使してタイガースとの残り3年4900万ドルの契約を破棄したロドリゲスも早い段階で市場から消える可能性があると伝えています。


一方、今永については「メジャー各球団は昨オフの千賀のような5年7500万ドルくらいの契約で獲得できると考えていた」と言及。しかし、予想以上に今永への需要が高まり、「予想以上に強い市場が形成されている」状態だと述べています。この状況を鑑み、パッサン記者は関係者からの情報として「総額1億ドルに迫る契約になる可能性がある」との見通しを示しています。




今永の契約総額が上昇すれば、それに伴ってポスティング制度による移籍金の金額も上昇します。移籍金は契約総額の「最初の2500万ドルの20%」と「次の2500万ドルの17.5%」と「5000万ドルを超える部分の15%」を合計して算出されるため、たとえば今永が総額1億ドルの契約を結んだ場合は、「2500万ドルの20%」と「2500万ドルの17.5%」と「5000万ドルの15%」を合計して1687万5000ドルとなります(1ドル=150円で換算すると約25億円)。なお、出来高やオプションを含む契約を結んだ場合、選手が追加で受け取った金額の15%が移籍金に追加されることになっています。


山本争奪戦の最終候補を入り、吉田と共闘の可能性

今オフの移籍市場で、大谷翔平に次いで注目を浴びているのが山本由伸です。正式にポスティングが公示された直後から、10チーム以上が興味を示し、総額2億ドル以上の超大型契約が確実視されています。現時点では「メッツが有力」という見方が広がっていますが、ヤンキースやドジャースも獲得に興味を示しており、争奪戦の行方はまだ見通せません。一方で、地元紙「ボストン・グローブ」のピート・エイブラハム記者によれば、レッドソックスも「ファイナリスト入りすると見られるチームの1つ」である可能性が浮上しています。




山本と各チームの交渉プロセスについては、「SNY」のアンディ・マルティノ記者が詳細を報じており、最初に山本が日本にいる状態で、獲得に興味を示す全チームと電話やZOOMを使ってオンラインで面談する予定となっています(すでに第1段階の交渉が進行している可能性もあります)。その後、候補をある程度絞り込んだ上で、山本が渡米し、第2段階(おそらく最終)の交渉を対面で行う予定だと報じられています。マルティノ記者によると、対面での契約交渉はウィンター・ミーティング終了後に行われる見込みです。


レッドソックスは今季、規定投球回に到達した投手が1人もおらず、先発防御率4.68はメジャー22位(リーグ12位)に終わるなど、ローテーションのアップグレードが急務です。新しくチーフ・ベースボール・オフィサーに就任したクレイグ・ブレスローも、投手補強を最優先課題に挙げており、今オフの移籍市場で「最高の投手」と評価されている山本は、レッドソックスの補強計画に適しています。レッドソックスは大谷争奪戦から撤退したと報じられており、山本争奪戦に注力することが期待されます。



レッドソックスには日本球界で山本とチームメイトだった吉田正尚が所属しています。今年3月のワールド・ベースボール・クラシックでも侍ジャパンの一員として共闘し、見事に金メダルを勝ち取った両者が、今度はメジャーの舞台でワールドシリーズ制覇を目指して共闘する可能性が浮上しています。