共同山本由伸を狙うチーム！どこのチームに入るのは注目

山本由伸を狙うヤンキースは背番号「18」を準備

ヤンキースが山本由伸の獲得を狙っており、そのために背番号「18」を用意している可能性が浮上しています。山本はポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指しており、代理人のジョエル・ウルフ氏は多くのチームが彼に興味を示していると述べています。ヤンキースもその中の1つであり、山本獲得に向けた下準備を進めているようです。

「SNY」のアンディ・マルティノ記者によれば、ヤンキースは今シーズン、意図的に背番号「18」を空けていたとのことです。山本は2020年からこの番号を着用しており、ヤンキースがこの番号を空けていたことは、山本獲得を考慮している可能性が高いとみられています。

MLB公式サイトによれば、日本球界では背番号「18」が「エースに与えられる背番号」であるとされており、過去には黒田博樹や田中将大などがこの番号を着用しています。ヤンキースでは、特に重要な投手に与えられることが多いようです。

データサイト「ベースボール・リファレンス」によれば、2012年以降、ヤンキースの背番号「18」が空き番だったのは60試合の短縮シーズンとなった2020年だけであり、それ以外の年にはいつも選手がこの番号を着用していました。今季、ヤンキースが誰にも背番号「18」を与えなかったことは、何かしらの意図があった可能性が高いとされています。

MLB公式サイトは、「ヤンキースからすれば小さなジェスチャーに過ぎないかもしれませんが、山本にとっては重要なリスペクトの表れとなるかもしれません。」と述べています。ヤンキースは、サイ・ヤング賞に輝いたゲリット・コールに次ぐ先発２番手を求めており、山本の移籍先が数週間以内に決まる中、この番号の空け方は山本にとって意義深いものとなるでしょうか。

移籍市場で最も注目のジャイアンツ

そして同じ山本由伸を狙いのジャイアンツは新たにボブ・メルビンを監督に迎え、今オフの移籍市場でチームの中心となるスーパースターを獲得することを最優先課題に掲げています。パドレスでの指揮を終えたメルビン監督率いるジャイアンツは、特に大谷翔平と山本由伸の2人を狙い撃ちし、彼らを優先的なターゲットと位置づけています。MLBネットワークのジョン・ポール・モロシ記者によれば、「ジャイアンツにとって、大谷翔平と山本由伸が最優先だ。ほかのどんな選択肢よりも優先される」との報道もあります。また、モロシ記者は「ウィンター・ミーティングで注目すべきチーム」にジャイアンツを挙げています。

ジャイアンツは2021年シーズンにはナ・リーグ西地区でドジャースから覇権を奪取し、メジャー最多の107勝を記録しました。しかし、このシーズンをもって名捕手のバスター・ポージーが引退し、チームの看板スーパースターが不在となりました。昨オフにはアーロン・ジャッジとの契約獲得を目指しましたが失敗し、さらにカルロス・コレアの獲得も果たせませんでした。このため、ジャイアンツは今オフに補強資金を用意し、大谷翔平と山本由伸の獲得に全力を投球する意向です。特に、総合指標WARが3を超えた唯一の選手であるローガン・ウェブに続く打線の中心として大谷を、そして先発２番手として山本を手に入れることが求められています。

もし大谷の獲得が難航した場合、ジャイアンツは打者補強のターゲットをコディ・ベリンジャーに変更する可能性があります。さらに、大谷の獲得に失敗した場合でも、大谷に充てるはずだった資金を山本に投入し、山本の獲得を図ると予測されています。来週に迫ったウィンター・ミーティングでは、潤沢な補強資金を駆使したジャイアンツの動向が注目されます。