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 2024/03/26 03:04

ラ・リーガ EA SPORTS、総監督に向けた各チームの挑戦


ラ・リーガ EA SPORTS、総監督に向けた各チームの挑戦


代表戦の区切りを経て、ラ・リーガ EA SPORTSに所属する全20チームが、2023/24シーズン末を飾る最後の9節へ挑む。トップ争いを繰り広げるレアル・マドリードから最下位からの脱出を図るアルメリアに至るまで、野心を失っているチームは皆無だ。今後もひとつひとつのスタジアムで繰り広げられる白熱した戦いが、ファンの心を熱くするに違いない。



レアルの独走にバルサが挑む


今シーズンのラ・リーガ EA SPORTSタイトル戦は、レアル・マドリードの独走が続き、彼らは驚異的な不敗を続けている。昨年9月のアトレティコ・マドリード戦で唯一の敗北を喫した後は、23試合連続無敗の傑出したパフォーマンスで首位に鎮座し、2位以下との差を着実に拡げてきた。


ジローナは最近の6試合で4敗という不振に陥り、対照的にバルセロナは前節アトレティコとの上位対決を3-0で制し、2位に上がってきた。これからの9節でレアル・マドリードとの8ポイント差を挽回するのは容易ではなく、4月21日に迎えるサンティアゴ・ベルナベウでのエル・クラシコが、タイトル争いの最大の山場になりそうだ。


過去の第11節でのクラシコでは、レアル・マドリードがジュード・ベリンガムの素晴らしい2ゴールの活躍で逆転に成功し、独走を決定付けた (LaLiga)

過去の第11節でのクラシコでは、レアル・マドリードがジュード・ベリンガムの素晴らしい2ゴールの活躍で逆転に成功し、独走を決定付けた (LaLiga)


バルセロナはアトレティコに勝利を収め、リーグ2位へと名乗りを上げた。彼らは残り9節での大逆転を狙う (LaLiga)

バルセロナはアトレティコに勝利を収め、リーグ2位へと名乗りを上げた。彼らは残り9節での大逆転を狙う (LaLiga)



アトレティコに待ち受けるハードル


アトレティコ・マドリードは、今季のラ・リーガでのチャンピオンズリーグ出場を巡るレースではジローナやアスレティック・ビルバオに追われる形となっており、2チームに次ぐポジションに位置している。4月13日のジローナ戦、続く2週間後にアスレティックとの直接対決があり、アトレティコには逆転のチャンスが残されている。シビタス・メトロポリターノでのこれら2試合が、チャンピオンズリーグ出場権を争う上で非常に重要な一戦になることは疑いようがない。


アスレティックが第17節の対戦でアトレティコを2-0で打ち負かし、優位を確立している (LaLiga)

アスレティックが第17節の対戦でアトレティコを2-0で打ち負かし、優位を確立している (LaLiga)


第19節のジローナ対アトレティコ戦ではアルバロ・モラタがハットトリックを達成したが、ジローナが4-3で競り勝った (LaLiga)

第19節のジローナ対アトレティコ戦ではアルバロ・モラタがハットトリックを達成したが、ジローナが4-3で競り勝った (LaLiga)



コパ決勝が左右するヨーロッパへの道


ヨーロッパリーグとカンファレンスリーグの出場枠は、いずれもコパデルレイ決勝の結果によって影響を受ける。マジョルカが優勝すれば、ラ・リーガ EA SPORTSでの5位、または6位(コパデルレイの成績によって変動)でヨーロッパリーグ出場権を、7位でカンファレンスリーグ出場権を得られるが、アスレティック・ビルバオがコパデルレイを制覇し、かつラ・リーガで上位に入ることができれば、「5位、6位がヨーロッパリーグ、7位にカンファレンスリーグ」というシナリオになる。現時点で5位は勝ち点46を持つレアル・ソシエダが名乗りを上げ、6位は勝ち点42のベティスが進行中。さらに、バレンシアが1試合少ないながら40ポイントを追いかけている。


連続5シーズン欧州選手権に挑むレアル・ソシエダは、終盤4試合で強豪バルセロナ、バレンシア、ベティス、そしてアトレティコと相まみえる (LaLiga)

連続5シーズン欧州選手権に挑むレアル・ソシエダは、終盤4試合で強豪バルセロナ、バレンシア、ベティス、そしてアトレティコと相まみえる (LaLiga)


ベティス vs バレンシア、両チームは第32節で直接対決を繰り広げる (LaLiga)

ベティス vs バレンシア、両チームは第32節で直接対決を繰り広げる (LaLiga)



残留をかけた緊張感あふれる戦いが続く


今シーズンのセグンダ・ディビシオンからの降格を避ける戦いは最終節まで争われそうだ。最下位に甘んじるアルメリア(勝ち点13)と19位グラナダ(勝ち点14)は厳しい状況だが、18位以上は一歩も譲れない熾烈な争いが展開されている。降格ゾーンの一線を画しているのは、勝ち点22の18位カディスで、わずかにその上にいるセルタ(勝ち点27)、セビージャ(勝ち点28)、ラージョ・バジェカーノ(勝ち点29)、マジョルカ(勝ち点30)も油断できない状況にある。


カディスは第28節でのアトレティコ戦勝利により、23試合連続勝ちなしの流れを断ち切り、降格圏からの脱出を目指している (LaLiga)

カディスは第28節でのアトレティコ戦勝利により、23試合連続勝ちなしの流れを断ち切り、降格圏からの脱出を目指している (LaLiga)


首の皮一枚でつながっているグラナダは、アレクサンデル・メディナ監督の後任としてホセ・ラモン・サンドバル氏を招聘し、生き残りをかけた残り試合に臨む

首の皮一枚でつながっているグラナダは、アレクサンデル・メディナ監督の後任としてホセ・ラモン・サンドバル氏を招聘し、生き残りをかけた残り試合に臨む


アルメリアは新指揮官ペペ・メルのもと、前節ラス・パルマス戦で待望の今シーズン初勝利を飾った (LaLiga)

アルメリアは新指揮官ペペ・メルのもと、前節ラス・パルマス戦で待望の今シーズン初勝利を飾った (LaLiga)



得点王と最少失点GK賞の激しい競争


トロフェオ・ピチチ(得点王)およびトロフェオ・サモラ(最少失点ゴールキーパー賞)の争いは非常に接戦となっている。得点ランキングのトップには、レアル・マドリードのジュード・ベリンガムが16ゴールで立っている。勝ち点15ゴールのヘタフェのボルハ・マヨラルは怪我のため残り試合の出場が危ぶまれているが、前節ゴールを追加したオサスナのアンテ・ブディミールが15ゴールで2位タイに上がってきた。アトレティコのアルバロ・モラタとジローナのアルテム・ドフビクがそれぞれ14ゴール、バルセロナのロベルト・レバンドフスキやビジャレアルのアレクサンダー・イサク、そしてアスレティックのゴルカ・グルセタが13ゴールで追っている。


レアル・マドリードの新星ベリンガムは、デビューシーズンで得点数を伸ばし続けている。残り試合でさらにゴールを重ねることができるか注目されている (LaLiga)

レアル・マドリードの新星ベリンガムは、デビューシーズンで得点数を伸ばし続けている。残り試合でさらにゴールを重ねることができるか注目されている (LaLiga)


持ち前のゴール感覚でチームの逆襲をリードするブディミールの動向が注目されている (LaLiga)

持ち前のゴール感覚でチームの逆襲をリードするブディミールの動向が注目されている (LaLiga)


得点王競争の中で、レバンドフスキも首位をひた走っている (LaLiga)

得点王競争の中で、レバンドフスキも首位をひた走っている (LaLiga)


トロフェオ・サモラでは、1試合平均0.90失点と堅守を誇るウナイ・シモン(アスレティック)がトップに立ち、レアル・ソシエダのアレックス・レミロが1.04失点で彼を追っている。前シーズンの受賞者であるバルセロナのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンも失点率0.89を記録しているが、シーズンの大部分を離脱していたため、表彰の条件である最低28試合出場を満たすには残り試合の全てに出場する必要がある。


今シーズンから守護神としてアスレティックを牽引するウナイ・シモン。今後の活躍で初のサモラ賞を手に入れる可能性がある (LaLiga)

今シーズンから守護神としてアスレティックを牽引するウナイ・シモン。今後の活躍で初のサモラ賞を手に入れる可能性がある (LaLiga)


スペイン代表デビューも果たし、安定したパフォーマンスを見せるレミロの今季の働きが評価されている (LaLiga)

スペイン代表デビューも果たし、安定したパフォーマンスを見せるレミロの今季の働きが評価されている (LaLiga)


長期にわたる離脱から戻ってきたマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンも、これからの9試合で以前の高いパフォーマンスを示すことが求められる (LaLiga)

長期にわたる離脱から戻ってきたマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンも、これからの9試合で以前の高いパフォーマンスを示すことが求められる (LaLiga)