スターティングメンバーへの復帰を飾った古橋の活躍―1ゴール＆1アシスト｜セルティックFC

セント・ジョンストンを3-1で下し、リーグの仮首位へ躍り出る

2024年3月16日（土）

グラスゴー、セルティック・パークにて、セルティックはセント・ジョンストンを迎え撃ちました。スコティッシュ・プレミアシップの第30節でのこの対戦は、首位のレンジャーズとわずか2ポイント差のセルティックにとって、ある意味での正念場でした。

セルティック 3-1 セント・ジョンストン

（古橋 40’、キューン 46’、フォレスト 68’）

前週試合でハットトリックを成し遂げた前田が左ウイングに配置された中、古橋もスタメンに復帰し、さらに中盤の岩田を合わせた3名の日本人選手が先発名簿に載りました。

セルティックとしては、１ポイントたりとも落とせない状況で、初めから積極的な攻撃を展開。複数の選手がゴールをものにしようとする中、古橋にも30分を過ぎた辺りに大きなチャンスが到来。センターリングに反応し、一時は胸でのボールを押し込んだものの、オフサイドとの判定によりゴールは認められませんでした。

それでも、第40分には、左サイドからキューンの鋭いカットインと左足のクロスが飛び出し、その隙間を狙うように飛び出た古橋が見事ヘディングを決め、セルティックに先制点をもたらしました。

アディショナルタイムに古橋はまたもやゴールを決めるが、アシストを決めた前田の位置がオフサイドであったため、ゴールはキャンセルされました。

前半を終えて優位に立つセルティックは、後半もその勢いは衰えることがありませんでした。ハーフタイムからわずか1分後、古橋が見せたスルーパスがまたしても効果的であり、左サイドから入り込み、DFの股を抜く見事なパスを供給。それをキューンが押し込み、待望の追加点を取得。

その後、68分には交代で入ったフォレストが更なるゴールを決め、スコアは3-0となり、セルティックは快勝に向けて確かな足取りを見せました。

試合終盤の80分には、一瞬の隙を突かれてしまい相手に1点を許すものの、セルティックは3-1で試合を締めくくりました。これにより、セルティックは1ゲームを残すレンジャーズを抜いて、リーグ首位に仮にでも躍り出ることになりました。