2024/03/26 01:00
勝利の舵取り手、ライージョのゴールでRCDマジョルカがグラナダを退け、生存競争に光明【RCDマジョルカ】
RCDマジョルカは16日に行われたラ・リーガ第29節でグラナダCFと激突し、自身の本拠地で1-0の狭き門を突破しました。
この勝利は、下位に甘んじる19位のグラナダ相手に、マジョルカにとって死守すべきホームゲームでの貴重な勝ち点3を意味しています。序盤から試合を優位に進めたマジョルカは、チャンスを作り出すも、スコアを動かすことができず、ヴェダト・ムリキの直接的なシュートがGKにセーブされるなどして前半を終えました。
後半の開始早々、アントニオ・ライージョの頭を巧みに使ったシュートは、万雷の拍手を浴びる寸前でしたが、オフサイドの判定によりゴールとはなりませんでした。前半に引き続き、攻勢を仕掛けたマジョルカでしたが、なかなかグラナダの堅牢な守りを打ち破るに至りませんでした。
試合は終盤に差し掛かり、グラナダのキーパー、アウグスト・バタージャの鮮やかなファインセーブにも翻弄され、ついには無得点で試合終了かと思われました。しかし85分にマジョルカに待望の瞬間が訪れます。ライージョが右コーナーキックに上がったセルジ・ダルデルのクロスに見事にヘディングを合わせ、ついにゴールネットを揺らしました。
キャプテンによるこの決定的なゴールにより、マジョルカはソン・モイシュでの2連勝という積み重ねに成功し、18位カディスとの距離をさらに広げる形で8ポイントの差をつけ、リーガ残留への確かな一皮むけた大きな一歩を踏み出しています。