英紙に注目 ! 井手口陽介驚異的な走行距離
井手口陽介の印象的な走行距離に英国のメディアが注目し、「信じられない」と評価しています。アビスパ福岡の井手口は最近の試合で、セルティックが所有権を持つ選手として、驚異的な走行距離を記録しました。
英紙に注目井手口陽介の驚異的な走行距離が信じられない
英国の新聞『The Scottish Sun』は、10月30日に井手口が過去4試合で福岡のトップランナーとして走行距離を記録し、29日の横浜F・マリノス戦では13キロ以上を走ったと報道しました。これはセルティックの中盤の主力選手であるカラム・マグレガーやマット・オライリー、旗手怜央を上回る数字であると伝えています。
同紙は「彼の走行距離は信じられないもので、セルティックの仲間たちですら彼に追いつけないようです」と述べています。
「スコティッシュ・プレミアシップの選手別の走行距離は公にはされていませんが、チャンピオンズリーグのスタッツは確認できます。マグレガーは3試合で平均12.03キロ、オライリーは11.48キロです。井手口は147分の出場時間で16.7キロを走り、90分あたりでは10.9キロになります。」
しかしながら、セルティックでプレーするためには運動量だけでは足りません。
同紙はまた、「井手口はセルティックの仲間たちと肩を並べるスタミナを持っていることは間違いありません。しかし、彼自身は最近、セルティックでトップチームのポジションを確保する可能性は低いかもしれないと認めました。」と報じており、井手口本人が今後の去就については未定であることを指摘しています。
「将来についてはまだ何も決まっていない。今は先のことを考え過ぎても仕方がない。だから、ここにいる間はチームのために全力を尽くしたい。」
井手口はデビュー早々にケガで戦線を離れ、その後はあまりチャンスを得られずに日本に戻りました。福岡でも加入後すぐに負傷しましたが、復帰後はフル出場を続けています。
福岡は11月4日にルヴァンカップ決勝で浦和レッズと対戦します。井手口はその試合で勝利を収めることができるでしょうか。