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 2024/05/13 12:30

【週間MVP】巨人の若手外野手が近本光司&森下暢仁を超えセ・リーグトップに パ・リーグではリリーフ陣が上位に


4月23日のヤクルト戦で先発を務めた床田寛樹は、8回を4安打無失点とし快勝の立役者となった

4月23日のヤクルト戦で先発を務めた床田寛樹は、8回を4安打無失点とし快勝の立役者となった


 スポーツナビでは2024シーズンのプロ野球で週間最優秀選手(MVP)を選定している。打者は「wRAA(加重得点上回平均)」、投手は「RSAA(セーブドランズ上回平均)」を基準にして、セ・リーグ打者、パ・リーグ打者、セ・リーグ投手、パ・リーグ投手の4カテゴリで選手をランク付け。ランクトップに輝いた選手をみなさんに紹介したい。



安定感抜群の投球を継続する広島の左腕が1位


 セ・リーグ投手部門で1位になったのは、8回無失点で7つの三振を奪った見事な投球を披露した広島東洋カープの床田寛樹だ。2位は巨人との試合で素晴らしいピッチングをした横浜DeNAベイスターズの東克樹、3位は3試合のリリーフ登板で2つのホールドを記録した同じくDeNAの森原康平が名を連ねた。


セ・リーグ投手

セ・リーグ投手



1位 床田 寛樹(広島東洋カープ)


 4月23日のヤクルト戦の先発投手として、初回に2つのアウトとセカンドにランナーを置く苦しい場面を乗り越え、その後は流れを一変させるピッチングを展開。8回を無失点で7ストライクアウトを奪う快投で今季2勝目を挙げた。4月28日時点でリーグ最高となる防御率0.93を記録し、このシーズン序盤から好調を保持している。



2位 東 克樹(横浜DeNAベイスターズ)


 4月26日に巨人との対戦でスタートを切り、序盤から積極的にストライクを取りに行くピッチングで2つの三振を奪った。試合中盤以降も適度に走者を許しながらも、7回に2点の失点に抑え、スターターとしての役割を果たした。個人的に勝利は付かなかったが、チームの勝利に大きく寄与した。



3位 森原 康平(横浜DeNAベイスターズ)


 4月24日の阪神との試合で8回のリリーフとしてマウンドを踏み、悪天候をものともせず3人の打者を三振に討ち取り威圧した。対象期間中は3回の登板で打者9人を相手に6個の三振を取るなど、力強いリリーフでブルペンを支えた。



新天地で輝きを放つオリックス助っ人右腕がパ1位


 パ・リーグの投手カテゴリでは、地元のマウンドで力強い投球を続けたカスティーヨ(オリックス)が第一位に登った。2位には7回1失点と素晴らしい投球で今季2勝目を挙げた小島和哉(千葉ロッテマリーンズ)、3位には6回3安打2失点と試合を作り上げた山﨑福也(北海道日本ハムファイターズ)がランクインした。


パ・リーグ投手

パ・リーグ投手



1位 カスティーヨ(オリックス・バファローズ)


 4月25日の埼玉西武ライオンズ戦で先発登板した際、序盤に3点を失うも、4回以後は安打を許さず7回3失点で力投を見せた。特に四球を出さず、多くの打球をゴロに抑えた点が評価され、MVPのトップに輝いた。



2位 小島 和哉(千葉ロッテマリーンズ)


 4月28日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で先発し、抜群のコントロールで相手打線を5安打に封じる。7回1失点の堅実な投球でリードを保ち、チームの連敗を止めると共に今シーズン自身2勝目を挙げた。



3位 山﨑 福也(北海道日本ハムファイターズ)


 4月23日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦に登板し、テンポ良く6回3安打2失点と好投。個人勝利はつかなかったものの、チームの5連勝に寄与した。許したヒットはインフィールドヒットが2本で四死球はなしと、内容も高く評価されている。



巨人躍進の2年目バッターが輝く1位


 セ・リーグのバッター部門で、圧巻のパフォーマンスを魅せた萩尾匡也(巨人)がランキングのトップスポットを獲得した。長打3本を含む計6本の安打を放った。2位には移籍後の初ホームランを飾った上林誠知(中日)、そして3位には1年振りの甲子園ホームランを放った近本光司(阪神)が選ばれた。


セ・リーグの打者

セ・リーグの打者



1位 萩尾 匡也(読売ジャイアンツ)


 中日との試合が始まった4月23日には、2試合連続でタイムリーヒットを叩き出し、DeNA戦では26日に2本の長打を含む活躍で全ての得点を演出した。5番打者として出場した翌日のゲームでも、バットから快音を響かせた。加えて、6試合で5四死球を選び、その精度の高い選球眼で存在感を発揮している。



2位 上林 誠知(中日ドラゴンズ)


 4月27日の対広島戦にて、6番・センターとして先発出場した上林は、相手の森下の配球を巧みに打ち返し、ソフトバンク時代の2022年4月以来のホームランを放った。その後も続く2試合で、立て続けに2本の安打を記録し、期間中、12回のバットで8回の出塁を成し遂げた。



3位 近本 光司(阪神タイガース)


 期間中には健闘を見せ、2つのマルチヒットゲームを含む、6試合中5試合で安打を記録した。4月27日の対ヤクルト戦では、1点ビハインドの5回裏に放った逆転の2ランホームランで、チームの勝利に大きく貢献。チームのリードオフマンとして、安定したバッティングで打線を引っ張った。



力強いバッティングでソフトバンクを支える柳田


 パ・リーグのバッターで注目を集めたのは、出塁率.625を記録し、ブレイクスルーを見せた柳田悠岐(ソフトバンク)だ。後に続いた2位は高い打率を残したマルティネス(日本ハム)、さらに3位には得点につながる二塁打を次々と放った田宮裕涼(日本ハム)が名を連ねた。


パ・リーグの打者

パ・リーグの打者



1位 柳田 悠岐(福岡ソフトバンクホークス)


 17打数8安打に加え7四球を稼ぎ、4月23日から4試合連続で3出塁以上の快挙を達成。25日の対ロッテ戦では2本のタイムリーヒットを含む3安打で5打席全て出塁した。28日までの集計で、打率と出塁率の両方でリーグトップを保っている。



2位 マルティネス(北海道日本ハムファイターズ)


 開幕から四番バッターとして期待に応える活躍を見せる外国人打者がリストイン。25日の楽天との試合で今季初の3安打を放ち、続く27日のオリックス戦では日本での初の1試合4安打を飾った。期間中は4試合で合計10安打を記録し、得点圏では7打数で5安打と勝負強い面も見せている。



3位 田宮 裕涼(北海道日本ハムファイターズ)


 楽天戦での途中出場だった4月23日に延長12回に決定的な二塁打を放ち、27日のオリックス戦では得点圏の場面での3打席全てでタイムリー二塁打を記録するなど、攻撃での貢献度が高かった。28日までに規定打席に到達してはいないが、打率.393をキープし素晴らしいアベレージを保っている。