速報：東京プリンセス賞開幕、前哨戦の優秀馬に注目！

4月25日(木)に大井競馬場が主催する第38回東京プリンセス賞(SI)が開幕します。南関3歳牝馬クラシックシリーズの続編として位置づけられ、若々しい牝馬たちがクイーンの称号に名乗りを上げます。浦和の桜花賞など、牝馬クラシック戦線を順風満帆に突破した実力派と、春の時期に躍進を遂げた新星たちの熾烈なバトルに目が離せません。東京プリンセス賞の過去10年間のデータを基に、特徴的なレース傾向を分析してみましょう。

＜レース詳細情報＞

• 第38回東京プリンセス賞(SI)
  
• 開催日：2024年4月25日(木) 20:10スタート
  
• 競走距離：1800m

前回大会優勝馬：サーフズアップ号

■優勝候補と目される上位馬から目が離せない

【単勝順による過去10年間の成績】

過去10年間を振り返ると、2番人気以内の馬たちは[6-4-4-6]の成績（3着以内の割合70.0%）、3～7番人気の馬たちは[4-5-6-35]の成績（3着以内の割合30.0%）を収め、8番人気以下の馬たちは[0-1-0-70]の成績（3着以内の割合1.4%）を記録しています。波乱含みの年も見受けられましたが、人気馬の動向を最優先でチェックすべきでしょう。

■「浦和」「船橋」が所属の馬の活躍が目立つ

【所属別の過去10年間の実績】

属を見てみると、「浦和」の馬たちは[4-0-0-9]（3着以内の割合30.8%）、「船橋」の馬たちは[4-5-3-32]（3着以内の割合27.3%）を獲得し、「大井」の馬たちは[2-4-3-40]（3着以内の割合18.4%）、そして「川崎」の馬たちは[0-1-4-30]（3着以内の割合14.3%）という結果に。特に成績がいいとされる「浦和」や「船橋」所属の馬たちには要注意です。

■馬格が重要な要素として挙げられる

【前走ごとの馬体重別成績】（過去10年）

馬体重を見ると、460kg未満の馬の成績は[6-1-3-65]（3着以内の割合13.3%）、460kg以上は[4-9-7-46]（3着以内の割合30.3%）。小柄な馬には割引を適用させるべきかもしれません。

■レース展開と脚質の重要性に注目

【前走の最終コーナー通過順位別成績】（過去10年）

最終コーナーの通過順位によると、4番手以内を走った馬は[9-4-7-46]（3着以内の割合30.3%）、5～10番手は[1-6-3-53]（3着以内の割合15.9%）を記録し、11番手以下の馬は[0-0-0-12]（3着以内の割合0.0%）。特に過去8年間に限定すると、4番手以内の馬は[8-3-6-35]（3着以内の割合32.7%）、5～8番手は[0-5-2-32]（3着以内の割合17.9%）、9番手以下は[0-0-0-18]（3着以内の割合0.0%）でした。先行する馬が上位争いに加わる可能性が高いと分析されています。

■桜花賞からの出走馬に要注目

【桜花賞での着順による成績】（過去10年）

桜花賞での成績を見ると、「1着」の馬は[4-1-3-1]（3着以内の割合88.9%）、2～9着の馬は[5-4-5-37]（3着以内の割合27.5%）、10着以下の馬は[0-0-0-5]（3着以内の割合0.0%）、不出走の馬は[1-5-2-68]（3着以内の割合10.5%）です。去る3月の桜花賞参戦馬を、しっかりとリストアップしておくべきでしょう。

■東京2歳優駿牝馬での好戦馬が堅実な活躍を見せている

【東京2歳優駿牝馬での着順による成績】（過去10年）

東京2歳優駿牝馬での成績を見返すと、3着以内の馬は[7-4-4-11]（3着以内の率57.7%）、4～6着の馬は[0-3-1-13]（3着以内の率23.5%）、7着以下の馬は[0-0-0-12]（3着以内の率0.0%）、不出走の馬は[3-3-5-75]（3着以内の率12.8%）です。昨年の「東京2歳優駿牝馬」で善戦した馬にも目を向けることが、勝利への鍵となるかもしれません。