佐賀競馬ニュース
フエルテテソーロの勝利の瞬間
先週末の佐賀競馬場
3月30日と31日、そして本年度佐賀競馬の最終開催が行われました。30日は不良馬場、31日は重馬場となり、逃げ足を活かす馬の活躍が目立ちました。先週末よりも、内側のコースを通る馬が有利な馬場状態が続いたと言えます。
3月30日の第9レースでは、予想外のテイエムヒマラヤ(8番人気)がスタートからリードを奪い、その勢いでゴール先頭を飾りました。この結果、高額配当の3連単1,513,710円を記録しました。翌31日のメインレース「ペルセウス座特選C2 900m」では、フエルテテソーロ(6番人気)が見事なスタートダッシュを決め、最後までそのリードを保ちました。2着はオモルフォス(3番人気)、3着はコスモアピール(11番人気)が続きました。3連単198,590円となる波乱含みのレースでした。
週末の天気予報に雨が予想されており、馬場状態によっては先行馬に有利な条件が予想されますので、馬場変化を考慮し、冷静な見極めが求められるでしょう。
金山昇馬騎手のバースデー勝利!
金山昇馬騎手、22歳の誕生日に勝利を飾る
3月31日、金山昇馬騎手は22歳の誕生日を迎え、第3レースでプリンシパルアクト号(2番人気)に騎乗して見事なバースデー勝利を収めました。
レース後のインタビューで金山騎手は「いつも応援ありがとございます。無事22歳の誕生を迎えることができて嬉しいです。今後も全力で騎乗するので、引き続き応援宜しくお願いします。」と語りました。
今年、生涯勝利数200勝を達成し、昇馬騎手は令和6年度佐賀競馬開催の最終日、自らの誕生日に見事な勝ち星を飾りました。
誠実な性格の金山昇馬騎手は多くのファンに愛されており、競馬場での彼に対する熱い声援が望まれます。
今週の佐賀競馬
今週の佐賀競馬は、令和6年度佐賀競馬のスタートとなる4月6日(土)と7日(日)の2日間開催されます。
土曜日は佐賀桜花特別がメインで、3歳牝馬限定の地方全国交流重賞「第23回 ル・プランタン賞」が日曜日に実施される予定です。
入場通路に咲く桜は春の訪れを告げ、温かい季節が始まるにあたって、新年度最初の3歳牝馬限定競走として注目されます。
今年は兵庫や高知からの強豪馬が参加予定で、高知のグラインドアウトは1月の花吹雪賞で勝利し、距離とコースの相性の良さを示しました。今回もその能力が期待されます。
兵庫からはフェリシスとクライムエンジェルが参戦し、地元佐賀からはケンタッキーグレイやシーブレなど柔軟性と安定感を併せ持った馬が出走します。
過去2年は他地区から参戦してきた馬が優勝している中で、佐賀勢も地の利を生かし素晴らしい戦いが期待されます。今年の優勝馬がどの馬になるのか、見守るのが楽しみです。