さがけいばニュース【4月28日】週末は3歳クラシック1冠目となるデイリースポーツ杯 佐賀皐月賞が開催!
【サガン鳥栖杯佐賀ヴィーナスカップを制したアンティキティラの勝利の瞬間】
先週の佐賀競馬レポート
昨週の佐賀競馬の光景は4月20日(土)と21日(日)に展開され、馬場は水を含んで軽快になっており、先行する馬たちが序盤から優位を築いていく戦いが目立ちました。
馬場の状態は先行しやすい状況が継続しており、20日(土)の6レースでは、サシバ(8番人気)が先頭に立ち、やや速めのペースでレースをリードしながらも、最後まで頑強に粘り勝利を手にしました。2着は好位置から追走していたシャインデザイン(7番人気)で、4馬身差をつけています。3着は1・1/2差でナックブリーズ(1番人気)がゴールしました。三連単はこの週末で最も高額な1,129,880円の配当となり、波乱含みのレースも見受けられました。
21日(日)のメインレースである第6レース「サガン鳥栖杯 第8回佐賀ヴィーナスカップ」では、多田羅誠也騎手が駆るアンティキティラ(3番人気)が、絶好の位置からレースを進め、4コーナー手前でスパートし、2番人気のクリノメガミエース(笹田知宏騎乗)を振り切って、1分27秒4で見事に優勝しました。永井孝典騎手によるアイヤナ(9番人気)が2・1/2差で3着に入り、ミニョン(1番人気)は戦いづらいレースとなり5着に終わりました。飛田愛斗騎乗のシウラグランデ(三小田幸人厩舎所属)が6着で、佐賀勢の中で最も前に来ました。
先々週にも増して、先行する馬が活躍する馬場状態となりました。今週は雨が降りやすい天気が予想されているため、先行有利な馬場が続くことと思われます。
【地方競馬通算500勝を達成した山田徹調教師の記念撮影】
山田徹調教師、地方競馬500勝達成の輝かしい瞬間
4月21日(日)に行われた第4レースでは、山田徹調教師が手掛けるキクノミヤビ(2番人気)が絶好のスタートを切り、その勢いのまま先頭に立つと見事にゴールまで先導しました。これにより、山田徹調教師は地方競馬で通算500勝という節目の勝利を飾りました。
この快進撃は佐賀競馬の調教師の中でも異例の早さです。すでに2022年、2023年と連続でリーディングトレーナーの称号を手にしている山田調教師ですが、2024年のスタートから4月22日現在までに32勝を挙げており、トップを走る真島元徳調教師の34勝に2勝差と肉薄しています。今年も好調を維持している山田徹調教師から目が離せません。
【4月28日(日)佐賀皐月賞当日は、見どころ満載のイベントが目白押しです】
【4月28日(日)】多彩なイベントで盛り上がる佐賀皐月賞
デイリー杯佐賀皐月賞開催日のイベント情報をお届けします。
★デイリー杯佐賀皐月賞特別抽選会
野球ファン必見、広島カープのグッズや佐賀競馬オリジナルグッズなど、魅力的な賞品を手にするチャンスです!
- 場所:中央通路
※デイリースポーツのご協力のもと実施します。
★UMATENAデビューライブ
UMATENAの魅力を満喫できるデビューライブを開催します。
- 1回目:13:00頃
- 2回目:18:45頃
★「HelloYouth」ゲストライブ
感動のパフォーマンスをお届けする「HelloYouth」ゲストライブも必見です。
- 1回目:13:30頃
- 2回目:17:00頃
UMATENAとHelloYouthは、いずれのライブ終了後も特典会を開催予定です。
★UMATENA関連のファンイベント
1000円以上の未確定馬券を提示するだけで、楽しいイベントに参加できます。
- 「UMATENA馬ガチャ」でラッキーをつかもう!
- 「UMATENAスタンプカード」をスタート。スタンプがたまるとUMATENAオリジナルグッズへの引換券をゲットできます。
特典会も予定しています!
①15:30頃 ②19:30頃
★2024来場ポイントキャンペーン
4月28日より始まる来場ポイントキャンペーン。佐賀競馬場でポイントをためると、先着順で豪華景品が手に入るチャンス。
イベントの詳細は後日発表します。
佐賀競馬場での楽しい一日をお見逃しなく!
今週の佐賀競馬展望
今週、佐賀競馬は4月26日(金)、27日(土)、そして28日(日)の3日間に渡り開催されます。
26日(金)には『卯月特別 1750m』がメインレースとして予定されており、続く27日(土)には『スイートピー賞 900m』が行われます。
週末のハイライトとなる28日(日)には、3歳クラシックの初戦『デイリースポーツ杯 第12回佐賀皐月賞 1800m』が盛大に行われ、このレースの上位2頭には、九州ダービー栄城賞の出走権が与えられることになっています。
ウルトラノホシは世代を代表するほどの素質馬として注目されていますが、レース間隔に開きがあり、この1800mの舞台では体力の持続や仕上がりが大きなキーになるでしょう。
スピードを秘めたトゥールリーも含め、他の参戦馬にもチャンスはあり、力のある馬なら接戦を演じる可能性が高いです。
A2クラスの古馬と戦い、前回はネクストスター西日本で他地区の実力馬相手に、堂々とした戦いを見せた経験がトゥールリーにはあります。
佐賀移籍後初めての距離となるトレベルオールについても、レース内容を見れば1700mで4着に戦った経験もあり、距離への適正に不安は感じられません。
ケンタッキーグレイも勢いに乗ったまま臨む今レースでは、目が離せない1頭です。前回のル・プランタン賞でグラインドアウトと対戦し、内容も評価に値するものだったので、展開次第では大いに期待できるでしょう。
フークファンタジー、JRA認定のベテルギウス賞の勝利馬も久しぶりの休養を経て帰ってきました。
アメリカのサンタアニタダービー(G1)で2位だったマンダリンヒーローの実の妹で、雄大な馬体が印象的な彼女は見る者を引きつけます。
この復帰戦に臨む彼女は、準備は順調で、その潜在能力の限界をどこまで引き出せるか大いに期待されています。
今年の3歳馬の中でも特に優れた素質を持つ馬が揃い、その中でメンバーは特筆すべき戦いを繰り広げるでしょう。
休養から戻った強力な競走馬もラインナップに加わり、接戦と予想されていますが、一体どの馬が3歳初のタイトルを手にするのか。
今週開催される佐賀皐月賞に、是非ご注目ください。