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 2024/03/27 03:30

前哨戦としての京浜盃、ダートの未来を占う


3月20日(水・祝)に大井競馬場で行われる第47回京浜盃(JpnII)に注目が集まっている。翌月の「3歳ダート三冠競走」へと続く初戦「羽田盃」に向けた重要な立ち位置にあるこのダートグレードレースは、クラシックホースを数多く輩出してきた歴史ある競走で、実績を重ねてきた実力派馬たちが争う戦いの場となる。トゥインクルレース(ナイター)での実施という同条件下で行われるこの一戦は、3歳ダート三冠へと続く流れを形作るカギとなる。ここでは過去10年の京浜盃のデータを基にレースの特徴を読み解く。


<競走概要>

  • 第47回 京浜盃(JpnII)
  • 開催日:2024年03月20日(水・祝) 20:10スタート
  • 距離:1,700メートル


前回覇者:サベージ号

前回覇者:サベージ号


■穴馬も予想に入れる価値あり


[単勝オッズ順のパフォーマンス](過去10年)

[単勝オッズ順のパフォーマンス](過去10年)


過去10年の単勝オッズ別成績は、上位3番人気までの馬の好成績は[8-4-2-16](3着内46.7%)、4番~8番人気の馬は[2-5-6-37](3着内26.0%)、9番人気下位の馬は[0-1-2-50](3着内5.7%)と分析されている。予想では上位人気に絞る一方、人気を外れた馬にも目を向けると良いだろう。



■船橋所属馬が躍動


[所属別の実績](過去10年)

[所属別の実績](過去10年)


所属別成績を見ると、「浦和」からは[1-2-1-24](3着内14.3%)、「船橋」では[6-4-3-29](3着内31.0%)、「大井」の馬も[3-3-6-37](3着内24.5%)、「川崎」からは[0-1-0-13](3着内7.1%)となっており、これまで良好な結果を収めていた「船橋」勢の競走馬に注目したい。



■内外の極端な枠数の馬は不振


[馬番別のパフォーマンス](過去10年)

[馬番別のパフォーマンス](過去10年)


馬番別のデータは1~2番の馬が[0-1-1-18](3着内10.0%)、3~9番の馬は[6-4-7-53](3着内24.3%)、10~16番の馬は[4-5-2-32](3着内25.6%)という成績に。特に過去5年を見ると、内枠の馬は[0-0-0-10](3着内0%)で、外枠の馬も[0-1-1-16](3着内11.1%)と苦戦していることから、極端な枠番の馬は注意が必要だ。



■「雲取賞」出走馬は期待薄


[前走レース毎の成績](過去10年)

[前走レース毎の成績](過去10年)


過去10年の前走レース別成績では、「ニューイヤーカップ」「クラシックトライアル」「雲取賞」「全日本2歳優駿」から複数の上位着順馬が出ているが、特に「雲取賞」組は3着内率が12.5%にとどまっている。この傾向は今後も続く可能性があるので、前走が「雲取賞」である馬には慎重になるべきといえる。



■馬体重による成績の差異


[馬体重区分別の成績](過去10年)

[馬体重区分別の成績](過去10年)


前走での馬体重帯による成績を見ると、480kg未満の馬は[3-4-3-52](3着内16.1%)、480kg以上の馬は[7-6-7-51](3着内28.2%)。過去5年間のデータをもとにすれば、小柄な馬の成績は[1-1-1-27](3着内10.0%)、逆に大きな馬は[4-4-4-21](3着内36.4%)となっており、馬格のある馬の優位が示唆されている。



■北海道2歳優駿経験馬は注目


[“北海道2歳優駿” “JBC2歳優駿” の成績](過去10年)

[“北海道2歳優駿” “JBC2歳優駿” の成績](過去10年)


“北海道2歳優駿”および“JBC2歳優駿”出走馬の過去10年の成績は、11着以内の馬は[5-1-4-6](3着内率62.5%)、12着以下は[0-0-0-2](3着内0.0%)、未出走の馬は[5-9-6-95](3着内率17.4%)となっている。これまで北海道で活躍した馬が目立つこの競走では、昨年の“JBC2歳優駿”を戦った馬たちの成績に注目したい。