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 2024/07/07 23:10

注目!前走で距離短縮と逃げ切りのラジオNIKKEI賞分析


注目!前走で距離短縮と逃げ切りのラジオNIKKEI賞分析


東京と京都の開催が終わり、今週からは東の福島と西の小倉で開催が始まる。日曜日には福島のラジオNIKKEI賞と小倉の北九州記念の2つの重賞が組まれている。しかし、北九州記念は例年と開催時期が異なるため、今回は3歳ハンデ重賞のラジオNIKKEI賞に焦点を当てたい。2014年以降の過去10年間のデータを基に、今年の馬券で狙えるタイプを探る。データ分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを使用した。



上位5番人気以内で9回の勝利、そのうち7回は前走と同じクラス


ラジオNIKKEI賞の人気別成績(過去10年)

■表1 【ラジオNIKKEI賞の人気別成績(過去10年)】


表1は人気別の成績を示している。1番人気の馬は2016年のゼーヴィントなど2回の勝利を挙げ、2番人気の馬も2018年のメイショウテッコンなど2回の勝利、3番人気の馬は昨年のエルトンバローズなど最多の3回の勝利を挙げている。これら上位5番人気以内の馬が9回の勝利の大半を挙げ、複勝率は1番人気の馬が50%でトップ。2~5番人気の馬は複勝率が30%で並んでいる。1~5番人気の馬の前走クラスを比較すると、前走と同じクラスと前走が条件戦だった馬は複勝率は変わらないが、前走と同じクラスが7回の勝利で圧倒している。


6~9番人気の馬は1回の勝利のみだが、2・3着が各5回で複勝率は1~5番人気の馬とそれほど差がない。こちらは前走が条件戦で今回が昇級戦となる組が好成績を挙げている。なお、10番人気以下は2・3着が1回ずつで厳しい。



前走と同じクラスで今回は距離短縮組に注目!


ラジオNIKKEI賞の前走距離別成績(過去10年)

■表2 【ラジオNIKKEI賞の前走距離別成績(過去10年)】


表2は前走距離別の成績を示している。ラジオNIKKEI賞が行われる1800mを基準にすると、距離延長組が1回の勝利、同距離組が3回の勝利、距離短縮組が6回の勝利で、勝率・連対率・複勝率すべてで距離短縮組がトップとなっている。距離短縮組でも前走が2000mの組、前走が2400mの組が複勝率30%を超えており、優秀だ。これら距離短縮組の前走クラスは、同クラスのオープン・重賞を使った馬が好成績を挙げている。複勝率も前走が条件戦の組に2倍以上の差をつけている。



前走で逃げて勝利した馬をチェック!


ラジオNIKKEI賞の前走着順別成績(過去10年)

■表3 【ラジオNIKKEI賞の前走着順別成績(過去10年)】


表3は前走着順別の成績を示している。前走が1着だった馬は昨年のエルトンバローズなど過半数の6回の勝利を挙げている。これら前走が1着の馬の前走脚質別の比較では、逃げが一昨年のフェーングロッテンなど3回の勝利を挙げ、連対率41.2%・複勝率47.1%と非常に高い。前走で逃げて勝利した馬は今年もチェックしておきたい。


前走が2着以下の場合、前走が3着の馬の連対率・複勝率が25.0%と高く、出走数が多い前走が6着以下も複勝率21%と巻き返す馬が目立つ。



勝ち馬はすべて中4~8週


ラジオNIKKEI賞の前走からの間隔別成績(過去10年)

■表4 【ラジオNIKKEI賞の前走からの間隔別成績(過去10年)】


表4は前走からの間隔別の成績を示している。出走数の半数以上を占める中4~8週に勝ち馬がすべて含まれている。これら中4~8週の前走着順別の成績は、前走が1着の馬が20年のバビットなど過半数の6回の勝利を挙げており、複勝率31.4%。前走が3着の馬は連対率・複勝率40%でトップ。前走が6着以下は19年のブレイキングドーンなど2回の勝利を挙げ、複勝率は32.1%と前走が1着の馬を上回っている。複勝回収率も100%を超えており、前走が6着以下から好走した9頭中7頭は前走でG1またはG2を使っていた。



【結論】


前走で白百合賞を逃げ切ったミナデオロがトップ候補!


今年のラジオNIKKEI賞の注目馬

■表5 【今年のラジオNIKKEI賞の注目馬】

(表5は6/26時点)


今回のラジオNIKKEI杯の注目馬は表5に示されています。


最も推奨したいのは、前走の白百合賞を逃げ切ったミナデオロです。前走は未勝利戦からの格上げ挑戦でしたが、好スタートを切って先頭に立ち、そのまま逃げ切りました。逃げる形が合っているようです。前走で逃げて1着、前走から中4週とこれまでのデータに一致しており、連勝での重賞初制覇も十分に可能だと思われます。


他には、前走の2400mの青葉賞で4着だったサトノシュトラーセがいます。小倉で1勝クラスを勝利しているように、小回りのコースでも問題ないタイプです。シリウスコルトは前走の皐月賞で14着と大敗しましたが、ハイペースで先行した同馬にとっては厳しい展開でした。1走ごとに好走と凡走を繰り返すタイプで、今回は好走する順番です。前走2000m組、前走2ケタ着順からの巻き返しも多いので、注目しておきたいと思います。