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 2023/12/26 15:22

ソフトバンクの盗塁王 周東佑京選手

ソフトバンクの外野手、スピードスターの周東佑京選手が今シーズン、3年ぶり2回目の盗塁王に輝きました。通算での盗塁数が球界を代表する存在として注目を集める中、その速さだけでなく、試行錯誤の成果として打撃でも結果を残しました。特に、終盤において打撃面での向上が著しく、9月と10月の月間MVPにも輝きました。なお、月間MVPの受賞は、育成出身の野手としては史上初めての快挙となります。



「周東佑京選手の波乱の軌跡:打撃苦境からの月間MVP受賞」

育成出身の周東選手は、入団翌年の2019年に支配下登録され、その俊足を活かしていきなりチームトップの25盗塁を達成しました。2020年にはプロ野球記録となる13試合連続盗塁を達成するなど、球界を代表する走塁のスペシャリストとしての地位を確立しました。そして、今年はワールド・ベースボール・クラシックにも出場し、自らの足で日本の世界一に貢献しました。



しかし、シーズンが進むにつれて打撃不振に陥り、先発での出場機会が減少。そんな中、周東選手は様々な打撃フォームを試し、「すり足」や「ノーステップ」などを取り入れました。8月には打率1割を切るほど低迷していたが、一転して9月・10月には打率や安打数でリーグトップの成績を収め、その奮闘が実り、パ・リーグの打者部門でプロ6年目初めて月間MVPに輝きました。育成出身の野手が月間MVPを獲得するのは史上初めての快挙となりました。

群馬県新田郡藪塚本町出身のプロ野球選手、現在福岡ソフトバンクホークス所属の選手、周東佑京。



2022年と2023年の試合



2022年

6月7日の対阪神タイガース戦(福岡PayPayドーム)で100盗塁を達成。18日の対楽天戦では、松井裕樹からの「人生初」となるサヨナラ本塁打を放ち、これがチームの首位浮上に寄与しました。

8月4日の対日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)では1回表に杉浦稔大から自身初の初回先頭打者本塁打を達成。そして、8月13日の対オリックス・バファローズ戦(福岡PayPayドーム)では、9回一死無走者の打席で宇田川優希からシーズン2本目のサヨナラ本塁打を記録しました。

このシーズンは80試合に出場し、打率.267を記録。自己最多となる5本塁打を放ち、打撃力で存在感を発揮しました。12月12日、契約更改では推定年俸4000万円で400万円アップとなりました。





2023年

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出され、準決勝のメキシコ代表戦(ローンデポ・パーク)で9回裏に一塁走者吉田正尚の代走として登場。

村上宗隆の打球に対して迷わず一塁からスタートを切り、全力疾走で本塁生還し、サヨナラ勝ちを収め、日本代表の決勝進出に貢献しました。

シーズン開幕後、4月11日の日本ハム戦では1試合3盗塁を記録し、チームのサヨナラ勝ちに寄与。

7月30日のロッテ戦では延長11回2死の場面で澤村拓一からサヨナラタイムリーを放ちました。

9月8日の楽天戦では岸孝之からプロ入り初の満塁本塁打を達成。同月23日の対オリックス・バファローズ戦(福岡PayPayドーム)で通算150盗塁を達成。規定打席には到達できなかったが、小深田大翔(楽天)と同数の36盗塁で2回目の盗塁王に輝きました。

また、9月と10月には26試合に出場し、12度のマルチ安打と2度の猛打賞を放ち、打率.330、34安打、12盗塁を記録。これにより、自身初および育成選手出身野手初となる大樹生命月間MVP賞を受賞しました。

周東佑京選手のタイトルと表彰には盗塁王(2回:2020年、2023年)、コミッショナー特別表彰(1回:特別賞:2020年)、月間MVP(1回:2023年9・10月)、フレッシュオールスターゲーム優秀選手賞(1回:2018年)、国際大会でのWBSCプレミア12最多盗塁(1回:2019年)などが含まれています。