パドレス所属松井裕樹契約詳細、今永昇太が最も適してチームはレッドソックス？

パドレス所属松井裕樹、５年3360万ドルの契約詳細

松井裕樹はパドレスと５年契約を結び、契約詳細が「ＡＰ通信」のロナルド・ブラム記者によって明らかになりました。松井選手はチームのクローザーになり、5年間で最大3360万ドルを得ることができます。

5年2800万ドルでパドレスと契約したと報じられている松井選手の内訳は、2024年の年俸が325万ドル、2025年が550万ドル、2026年が575万ドル、2027年が650万ドル、2028年が700万ドルとなっています。

また、「ESPN」のジェフ・パッサン記者によれば、松井選手は3年目と4年目のシーズン終了時に契約を破棄（オプトアウト）する可能性もあると報じられています。ブラム記者によれば、３年目のシーズン終了後にオプトアウトできる場合は、１～２年目に左ひじの大きな故障をしなかった場合のみだと述べています。

トミー・ジョン手術を受けなかったら？

もし松井がトミー・ジョン手術を受けなかった場合、2024～25年に左ひじの故障により130日連続で故障者リスト入りしなかった場合、３年目にあたる2026年シーズン終了後にオプトアウトできるとされています。もしオプトアウトせずに５年契約を全うした場合、メジャー登録日数が６年に満たない場合、松井はＦＡになることになります。

もし松井選手がトミー・ジョン手術を受けたて、2024～25年に左ひじの故障により130日以上連続して故障者リスト入りした場合、５年目の契約は球団オプションとなり、その条件が達成されなかった場合は年俸700万ドルの選手オプションとなります。これは事実上、２つ目のオプトアウト権と見なされるでしょう。

また、松井の契約には2024～27年シーズンの完了試合数に基づく昇給条件も盛り込まれています。15試合で15万ドル、25・35・45試合で25万ドル、55試合で50万ドルを獲得することができ、これにより５年間の総額は3360万ドルとなります。

パドレスは松井選手が同意なしにマイナーリーグに降格させることができません。記事には通訳、遠征先のホテルのスイートルーム、日本への往復航空券なども含まれているようです。

今永昇太が最も適してチームはレッドソックス？

ハリガン記者によれば、今永昇太が最もフィットする移籍先はレッドソックスであるとの見解を示しています。

ハリガン記者は、オフシーズンに先発投手の補強を目指していたレッドソックスが、既にルーカス・ジオリトとの２年契約に合意している一方で、クリス・セールをブレーブスにトレードしたことに触れています。

このトレードにより、レッドソックスの先発ローテーションは2023年シーズン終了時と比較して改善されていないと指摘しています。

また、モンゴメリー獲得が理にかなっているものの、報じられているペイロール上の問題が存在し、今永の方がフィットする可能性があると述べています。今永とメジャー各球団の交渉期限は日本時間１月12日午前７時とされています。

つまり、ブレーブスへ放出された左腕セールの後釜として、同じく左腕の今永を獲得すべきだとハリガン記者は主張しています。レッドソックスは先発投手の頭数は揃っているものの、ローテーション入りが確実なのはジオリトとベヨの２人だけであり、今永が先発左腕が不在となったポジションに適していると考えられています。

他にも、Ｊ・Ｄ・マルティネスがダイヤモンドバックス、リース・ホスキンスがナショナルズ、ホルヘ・ソレアがブルージェイズ、マーカス・ストローマンがオリオールズ、テオスカー・ヘルナンデスがメッツへの移籍が最もフィットするとされています。