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 2023/12/25 20:58

ダルビッシュ有と同じ所属、パドレスが松井裕樹と契約

楽天から海外にFAの権利を行使していた松井裕樹投手はダルビッシュ有投手と同じ所属のバドレスと5年契約でサインしていた。


選手紹介

松井裕樹は、神奈川県横浜市青葉区出身のプロ野球選手、現在MLBのサンディエゴ・パドレス所属。

28歳の松井投手は2014年の時、ドラフト1位にとして楽天に入団してます、自己最多となる39セーブをマークして2年連続3回目となるセーブ王のタイトルを獲得しました。

新人の時から当時ヤンキースに所属していた田中将大投手と自主トレーニングを行い、大リーグでのプレーを意識するようになったということで、今シーズン終了後に海外FAの権利を行使していました。




これまで、複数のMLB球団が左のリリーフとして注目し、視察に訪れていました。しかし、23日になってパドレスは松井投手との5年契約を締結したことを発表しました。

アメリカの複数のメディア、ESPNを含む報道によれば、この契約は5年間で総額2800万ドルに上り、日本円でおおよそ39億8000万円に相当します。

なお、既にパドレスにはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)ってともに日本代表としてプレーしたダルビッシュ投手が在籍しており、今回の契約によって2人はチームメートとして再び一緒にプレーすることとなります。


2020年からの戦績

2020年、春季一軍キャンプからは先発としての調整が行われていたが、オープン戦では調子が上がらず、巨人二軍との練習試合(3月27日)では6失点を喫して1回で降板。レギュラーシーズン開幕直前の練習試合で復調し、6月20日にオリックスとの開幕カード第2戦(京セラドーム)で一軍公式戦625日ぶりの先発登板を果たした。しかし、この試合から2試合の先発登板で5回を持たず降板し、6月下旬からおよそ1か月にわたって二軍で再調整。8月27日の対ロッテ戦で一軍公式戦シーズン6試合目の先発登板に臨むと、7回を無失点、1被安打、毎回の11奪三振という好投で、先発登板では2年ぶり、本拠地での先発では入団1年目以来6年ぶりの勝利を挙げた。以降も先発で2勝を記録。




9勝目を挙げた9月24日の同カード(いずれも楽天生命パーク)では、5回表の終了後に交代するまで114球を投げながらも、15アウト中12アウトを三振で奪っていた。しかし、この年に二軍監督から一軍監督へ昇格した三木肇の判断で、レギュラーシーズン終盤の10月から救援陣へ復帰。先発では10試合の登板で4勝3敗にとどまったが、復帰後は15試合の救援登板で、1勝2敗ながら2セーブと8ホールドを記録した。この年が4年契約の1年目で、シーズン終了後の11月27日に、現状維持という条件で2年目の契約を更改。ゼネラルマネジャーの石井一久は、三木の二軍監督復帰と自身の一軍監督兼務を決めたうえで、一軍の指揮官として翌2021年から松井をクローザーへ再び固定させることを明言した。

2021年、レギュラーシーズンの開幕からクローザーへ返り咲くと、5月9日の対日本ハム戦(札幌ドーム)でシーズン9個目のセーブを記録し、一軍公式戦通算150セーブを歴代最年少の25歳6か月で達成した。その後もセーブ数を順調に積み重ねていったものの、8月25日の練習中に右太ももを痛め翌日に出場登録を抹消された。




2022年、32セーブを達成して2度目の最多セーブ投手のタイトルを獲得するとともに、パ・リーグ史上初の5回目のシーズン30セーブを記録する。

2023年、4月5日、楽天モバイルパークで行われた対西武戦で史上9人目となる通算200セーブを達成。昨年山﨑康晃(DeNA)がマークした29歳10か月を抜き、史上最年少となる27歳5か月で達成した。シーズンオフの10月25日、この年取得した海外FA権を行使してMLB移籍を目指すことが発表され、11月8日には海外FA権を行使したことを正式に表明して、そして12月24日サンディエゴ・パドレスと契約したことが発表されました。