吉田正尚：日本を代表するプロ野球選手

プロ野球選手、吉田正尚は福井県福井市出身の外野手であり、右投げ左打ちの選手として知られています。彼はMLBの強豪、ボストン・レッドソックスに所属しており、その実績と活躍は日本国内外で高く評価されています。

いままでの戦績

2022年4月10日、吉田は佐々木朗希との対戦で、1試合において空振り三振、空振り三振、見逃し三振という厳しい結果を受け入れ、チームも完全試合で敗北。その後、5月8日に実施されたスクリーニングPCR検査で新型コロナウイルスに感染し、登録を抹消されました。5月17日に再登録されるも、試合前練習で患部を痛め、左大腿部裏の軽度な筋損傷により再び登録を抹消されました。

6月3日に1軍復帰を果たすと、7月には24試合で打率.322、4本塁打、20打点を記録し、5度目の月間MVPを獲得。優勝争いが激しくなった9月には更に調子を上げ、特に9月13日の楽天戦では3打席連続ホームランを放ち、9月24日の楽天戦では2ランホームランを含む自己最多タイの6打点を記録しました。この活躍により、吉田は打率.416、7本塁打、23打点の成績で9月の月間MVPを受賞し、リーグ連覇に大きく貢献しました。

しかし、首位打者争いでは松本剛（日本ハム）に打率.347対.335で敗れ、3年連続の首位打者のタイトルを逃しました。出塁率は.447を記録し、2年連続で最高出塁率のタイトルを獲得。打点は打点王を獲得した山川穂高（西武）に次ぐ自己最多の88打点を記録し、OPSも1.008で自己最高をマーク。しかし、5月に痛めた左太ももの影響で守備の出場は限られ、シーズン通してDHでの出場が主となりました。

クライマックスシリーズでは、第1戦と第4戦でホームランを放ち、打率.462（13打数6安打）・3打点の活躍でシリーズMVPに選ばれ、チームを日本シリーズ進出へ導きました。日本シリーズでは相手バッテリーに警戒される中、第5戦でサヨナラ2ランホームランを放ち、チームを26年ぶりの日本一に導きました。シーズン終了後、11月17日にポスティングシステムを利用してのMLB挑戦が承認され、11月24日には指名打者としてベストナインに輝きました。

大リーグに入れる戦績

2022年12月16日、吉田はボストン・レッドソックスと5年契約を結びました。オリックスには譲渡金として1537万5000ドルが支払われ、吉田は背番号「7」で新たな挑戦を始めます。彼の入団会見では、レッドソックスが30球団で1番好きだったことが入団の決め手であり、リードオフマンとしての起用が予想されています。

2023年3月30日、吉田はボルチモア・オリオールズ戦で4番左翼手としてメジャーデビュー。6回裏にはキーガン・アキンからメジャー初安打初打点を記録しました。その後も、ピッツバーグ・パイレーツ戦ではMLB初本塁打を含む2点本塁打、ミルウォーキー・ブルワーズ戦では1イニング2本塁打など、驚異的なプレーで注目を浴びました。

2023年のシーズンを通して、吉田は打率.289、15本塁打、72打点、8盗塁の記録を残しました。その活躍により、彼はMLBでの才能を示し、今後ますますの成長が期待されています。

また、吉田はこれまでに多くのタイトルと表彰を受けています。NPBでは2度の首位打者、2度の最高出塁率、5度のベストナイン、クライマックスシリーズMVP、日本シリーズ優秀選手賞など、その実力と実績は非常に高いものです。MLBでもプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを獲得し、今後の活躍が期待されます。

タイトル

2020年、2021年首位打者：2回（2年連続はパ・リーグ歴代4位）

2021年、2022年最高出塁率：2回

表彰

NPB

ベストナイン：5回

2022年日本シリーズ優秀選手賞：1回

2018年セ・パ交流戦 最優秀選手賞（MVP）：1回

2022年クライマックスシリーズMVP：1回

2019年オールスターゲーム敢闘賞：1回

2021年ホームランダービー優勝：1回

月間MVP：6回

2022年ゴールデンスピリット賞：1回

MLB

2022年5月1日 - 7日プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク：1回