2023明治安田生命J1リーグ得点王を獲得選手!大迫勇也
大迫勇也は鹿児島県南さつま市出身のプロサッカー選手で、現在Jリーグ・ヴィッセル神戸に所属しています。ポジションはフォワードであり、以前は日本代表にも選ばれた経験があります。
ヴィッセル神戸時代は、2021年8月8日に加入しました。それ以前には、2014年1月に鹿島からドイツ2部の1860ミュンヘンに移籍し、7年半ぶりの国内復帰となりました。加入後の10月2日には、浦和レッズ戦で移籍後初ゴールを達成しました。
いままでの戦績
2022年3月15日に行われたAFCチャンピオンズリーグ2022・プレーオフのメルボルン・ビクトリーFC戦では、2得点を挙げてACL本戦出場に貢献しました。また、5月14日のJ1第13節サガン鳥栖戦では、後半アディショナルタイムにFWボージャン・クルキッチのパスを受けてリーグ戦シーズン初ゴールを決めました。しかし、その後はコンディション不良や怪我の影響で出場時間が制限され、プレーが続きました。8月18日のACLラウンド16横浜F・マリノス戦を最後に1ヶ月戦列を離れましたが、復帰戦となったJ1第30節ガンバ大阪戦では後半から出場し2ゴールをあげ、試合後のインタビューでは「やっと万全な状態でサッカーができる」とコメントし、怪我からの復活を宣言しました。
2023年、吉田孝行監督のもとでチームは従来のイニエスタを中心としたスタイルから、大迫のポストプレーを軸とした戦術へ変更されました。大迫はボールキープ、パス、シュートと高次元でこなし、キャリアハイとなる20得点を記録し、クラブをJ1初優勝に導きました。
2019年にはAFCアジアカップ2019に出場し、初戦のトルクメニスタン戦では先発フル出場し、2得点を挙げてチームを勝利に導きました。しかし、その後右臀部に違和感があり、出場が減少しました。準決勝のイラン戦で先発メンバーに復帰し2得点を挙げましたが、決勝のカタール戦では得点を挙げられず、チームも1-3で敗北しました。
2021年3月30日には、2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選で当時FIFAランキング210位のモンゴル戦で自身初のハットトリックを達成しました。
2022年には、1月の2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選のメンバーに招集されましたが、所属クラブの神戸で負傷し、コンディションを落としたことから、6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカーに臨む日本代表メンバーから落選し、9月のドイツ遠征の日本代表メンバーにも招集されませんでした。その後、徐々にコンディションを上げて神戸ではコンスタントに結果を残していましたが、11月1日のカタールW杯に臨む日本代表メンバーからも落選しました。クラブ側が選出されると予想されていたW杯メンバー選出の記者会見は急遽中止となりました。翌日には日本サッカー協会からバックアップメンバー入りを打診されましたが、「誰かの怪我を祈りたくない」としてこれを断りました。代わりにバックアップメンバー登録された町野修斗が、負傷離脱した中山雄太に代わって本大会メンバーに参加しました。
個人タイトル
個人タイトルでは、代表として2013年の東アジアカップでの優勝経験や、個人としてJFAプリンスリーグU-18九州2008での得点王、全国高等学校サッカー選手権大会での得点王、2011年のJリーグカップMVP、2013年のJリーグベストイレブン、2018年のロシアW杯Match 16でのマン・オブ・ザ・マッチ、2018年の日本年間最優秀選手賞、2019年のAFCアジアカップでのシルバーブーツなどがあります。