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 2024/07/06 22:21

<重賞レースの見方>帝王賞の評価は、戦前の過程を直観的に理解することが重要!


6月26日(水)に東京シティ競馬(大井競馬場)で第47回帝王賞(JpnI)が開催されます。


ダート部門の強豪馬たちが全国から集まり、上半期の最高峰レースが行われます。1995年から地方・中央の指定交流競走となり、南関東所属馬や他地区の強豪馬、さらにはJRAの一流馬が一堂に会する、注目度の高いレースです。


ここでは、過去10年間の帝王賞の結果を基に、レースの特性を分析します。

<レース情報>
  • 47回 帝王賞(JpnI)
  • 2024年6月26日(水)20:10発走
  • 距離:2,000m

東京シティ競馬 第46回優勝馬:メイショウハリオ号
東京シティ競馬 第46回優勝馬:メイショウハリオ号


■人気のない馬が上位に入ることは少ない


東京シティ競馬【単勝人気順別成績】(過去10年)
東京シティ競馬【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、5番人気以内の馬は[9-9-8-24](3着内率52.0%)、6~10番人気の馬は[1-1-2-45](3着内率8.2%)、11番人気以下の馬は[0-0-0-29](3着内率0.0%)となっています。まずは、前評判の高い馬を注目することが重要です。


■「JRA」所属馬が強い


東京シティ競馬【所属別成績】(過去10年)
東京シティ競馬【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[0-1-2-59](3着内率4.8%)、「JRA」の馬は[10-9-8-39](3着内率40.9%)となっています。基本的には、「JRA」所属馬が主役となることが多いです。


■「4歳」の馬が安定している


東京シティ競馬【馬齢別成績】(過去10年)
東京シティ競馬【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、「4歳」の馬は[4-4-1-12](3着内率42.9%)、5~7歳の馬は[5-5-8-65](3着内率21.7%)、8歳以上の馬は[1-1-1-21](3着内率12.5%)となっています。「4歳」の馬、特に若い世代の馬を高く評価することが推奨されます。


■大敗した後の馬は評価を下げるべき


東京シティ競馬【前走の着順別成績】(過去10年)
東京シティ競馬【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、5着以内の馬は[9-9-8-57](3着内率31.3%)、6~10着の馬は[1-1-2-33](3着内率10.8%)、11着以下の馬は[0-0-0-7](3着内率0.0%)、「中止」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっています。


なお、第43回(令和2年)以降の過去4年に限ると、7着以内の馬は[4-4-4-27](3着内率30.8%)、8着以下の馬は[0-0-0-8](3着内率0.0%)、「中止」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)である。大敗直後の馬は評価を下げた方が良さそうだ。


■前走の単勝人気順がポイント


東京シティ競馬【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)※「記録なし」は前走が国外の競走だった馬
東京シティ競馬【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)※「記録なし」は前走が国外の競走だった馬

前走の単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[8-7-5-50](3着内率28.6%)、5~11番人気の馬は[0-1-2-36](3着内率7.7%)、12番人気以下の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)、「記録なし」の馬は[2-2-3-6](3着内率53.8%)となっています。


なお、第42回(令和元年)以降の過去5年に限ると、3番人気以内の馬は[4-3-3-25](3着内率28.6%)、4番人気以下の馬は[0-0-0-20](3着内率0.0%)、「記録なし」の馬は[1-2-2-2](3着内率71.4%)である。前走で人気の中心となっていなかった馬は、過信禁物と見ておきたい。


■大型馬近年表現不佳


東京シティ競馬【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)※「記録なし」は前走が国外の競走だった馬
東京シティ競馬【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)※「記録なし」は前走が国外の競走だった馬

過去のデータを見ると、510kg未満の馬は[6-6-6-64](3着内率22.0%)、510kg以上の馬は[2-2-1-27](3着内率15.6%)となっています。しかし、過去5年間では、510kg以上の馬の3着内率は0.0%となっています。これは、大型の馬が安定したパフォーマンスを発揮できていないことを示しています。


■“前年の東京大賞典”で好成績を収めた馬は信頼できる


東京シティ競馬【“前年の東京大賞典”における着順別成績】(過去10年)
東京シティ競馬【“前年の東京大賞典”における着順別成績】(過去10年)

“前年の東京大賞典”で4着以内に入った馬は、次年の帝王賞でも高いパフォーマンスを発揮する傾向にあります。これは、同じコースで行われる大きなレースであるため、前年の東京大賞典で良い成績を収めた馬が、今年の帝王賞でも上位に入る可能性が高いと考えられます。


■前走のレースのレベルが重要


東京シティ競馬【前走の条件別成績】(過去10年)
東京シティ競馬【前走の条件別成績】(過去10年)

前走が「ダートグレード競走ならびにJRA・国外の重賞」だった馬は、3着内率が39.4%と高い成績を収めています。これに対して、前走が「ダートグレード競走ならびにJRA・国外の重賞」でなかった馬の3着内率は3.5%にとどまっています。これからも、前走が高いレベルのレースだった馬を重視することが重要と言えます。