世代トップに位置する国際色豊かなスラッガーたちのトップ3

まずご紹介するのは、中学時代から注目を浴びてきた大阪桐蔭からの内野手、ラマル・ギービン・ラタナヤケ選手です。

トップ3

彼はスリランカ出身の両親を持つ大型スラッガーで、高校通算25本塁打の実績を持っています。近畿大会の準々決勝では、来年のドラフト候補として注目される今朝丸裕喜投手から勝ち越し適時打を放つ活躍を見せました。

以前は好投手との対戦が続き、なかなか結果を出せない時期もありましたが、今は最上級生として大きな成績を狙っています。もし守備力を向上させることができれば、彼はロマン型のスラッガーとして一層の人気を集めることでしょう。

トップ2

また、東海大会で初優勝を果たした豊川の外野手、モイセエフ・ニキータ選手も注目すべき存在です。彼はロシア系の両親を持つ左打ちのスラッガーで、東海大会の準決勝では5打数4安打という活躍を見せました。東海大会全体で打率.625を記録し、しっかりと力強いスイングで長打を打つことができ、打撃フォームの崩れが見当たりません。彼がさらに力をつけて、来年のセンバツ大会で活躍すれば、一気に世代上位の評価を受けることでしょう。

その他にも楽しみなスラッガーたちが多く存在します。花咲徳栄の内野手、石塚裕惺選手は関東大会の横浜戦で通算18本塁打目となる2ランホームランを記録し、関東大会2試合で6打数5安打3四球という素晴らしい成績を収めました。彼は守備面で確実性に課題がありますが、NPBスカウトが好む「右の大型遊撃手枠」として、来年のドラフト上位指名も期待されています。

トップ1

埼玉の浦和学院の内野手、三井雄心選手も高校通算30本塁打の実績を持つスラッガーです。彼の父は西武の投手として活躍した三井浩二氏であり、彼もまたプロ入りが期待されています。また、昌平の内野手、山根大翔選手（2年）も高い評価を受けるスラッガーの一人です。