欧州サッカー遠藤航がプレミアリーグで初ゴール
3日、サッカーのイングランドプレミアリーグでプレーするリバプールの遠藤航選手が、ホームで行われたフラム戦で待望のリーグ初得点を記録しました。
遠藤選手は、後半38分に2対3と1点リードされた状況から出場し、わずか4分後の42分にリーグ初得点となる同点ゴールを決めました。その後、チームは1分後に再び得点し、4対3で試合に勝利しました。
選手紹介
レミアリーグ・リヴァプールFC所属の遠藤航は神奈川県横浜市戸塚区出身のプロサッカー選手。
いままでの戦績
彼のキャリアは、2019年8月13日にブンデスリーガ2部のVfBシュトゥットガルトへ2020年6月までの期限付き移籍が発表されたことから始まります。11月3日には、SGディナモ・ドレスデン戦で終了間際に出場し、移籍後初出場を果たしました。
2020年4月28日には、期限付きから完全移籍に切り替わり、5月28日のハンブルガーSV戦でリーグ戦初ゴールを決め、2位浮上に貢献しました。6月28日のSVダルムシュタット98戦では敗れましたが、レギュラーに定着し、2年ぶりの1部リーグ昇格に貢献。独誌キッカー誌の「2. ブンデスリーガ年間ベストイレブン」にも唯一名で選ばれました。さらに、マリオ・ゴメスが監督らに遠藤の起用を提言したことが、先発出場を果たす理由とされています。10月30日のシャルケ04戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選出され、キッカー誌の平均点でMF部門においてトップに立ちました。11月26日には、2024年6月末までの2年間契約を延長しました。
2021年2月27日のシャルケ戦では、ブンデス初ゴールを含む2得点の活躍で勝利に貢献。このシーズンはリーグ最多デュエル記録を残し、7月23日には2021-22シーズンのキャプテンに就任しました。チームは残留争いに苦しむ中、最終節の1.FCケルン戦で決勝点を挙げ、逆転での1部残留に大きく貢献。2年連続となるリーグ最多デュエルを記録しました。
その後、2023年8月18日にはプレミアリーグのリヴァプールFCに完全移籍が発表され、30歳というベテラン選手としては異例の4年契約で加入。背番号は3番で、南野拓実以来2人目のリヴァプールでプレーする日本人選手となりました。8月19日のAFCボーンマス戦でデビューし、10月27日のUEFAヨーロッパリーグ第3節トゥールーズFC戦で加入後初ゴールを記録しました。
日本代表としての戦績
日本代表としては、2022年11月1日にはカタールワールドカップに選出され、全試合に出場してベスト16進出に貢献。2023年6月13日には、吉田麻也から日本代表のキャプテンを引き継ぎ、6月20日のペルーとの国際親善試合ではキャプテンとしてプレーしました。
遠藤のクラブでのタイトルには、湘南ベルマーレ時代のJ2リーグ優勝、浦和レッズ時代のJ1リーグ 2ndステージ制覇やAFCチャンピオンズリーグ制覇などがあり、個人としてもJリーグ優秀選手賞やJ2リーグ月間MVP、JPFAアワード・ベストイレブンなど数々の栄誉を受けています。