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 2023/12/12 14:51

山本奪い戦 ヤンキースは楽観的に ドジャースダブル獲得を狙いかもしれない

ヤンキースは、パドレスとの大型トレードで若き天才打者、フアン・ソトを獲得した後も、ぜいたく税計算上のペイロールが既に2億9000万ドル前後に達しているロースターにさらなるスター選手を加えようとしています。複数の米メディアによれば、現地時間12月11日にヤンキースの代表団がロサンゼルスへ移動し、山本由伸との面会を実施。エースのゲリット・コールに次ぐ「先発2番手」の確保に向け、全力を尽くす構えを見せています。


年俸総額が3億ドルを超える?

地元の放送局「YESネットワーク」のコメンテーター、ジャック・カリー氏によれば、ヤンキースは山本争奪戦に関して、楽観的な姿勢を見せていると報じられています。メッツとの競争が予想され、他球団も本格的に参戦する可能性がありますが、「山本を獲得できる」という手ごたえを感じているようです。

そして、「SNY」のアンディ・マルティノ記者からに、ヤンキースと山本サイドの面会は代理人事務所で行われたようなのです。詳細は不明ですけど、ヤンキースの代表団にはハル・スタインブレナー・オーナーとブライアン・キャッシュマンGMのほか、アーロン・ブーン監督とマット・ブレイク投手コーチも含まれていたと考えられます。金銭面の条件提示だけでなく、起用法や指導法など、色々な観点を説明して、ヤンキースの魅力をアピールしたのでしょうかな。



けど一つ確かなことは、ヤンキースがソトを獲得したことが山本争奪戦の妨げにはならないということです。スタインブレナー・オーナーは年俸総額が3億ドルを突破することに前向きな姿勢を示しており、ヤンキースのぜいたく税計算上のペイロールは既に2億9000万ドル前後まで膨れ上がっていそうです。2億ドル規模の大型契約が予想される山本を獲得すれば3億ドル突破は確実ですけど、もしヤンキースの年俸総額が3億ドルを超えると、これは球団史上初となっています。

山本由伸は今後2週間がチームを決断、ジャイアンツと面会

山本由伸はポスティング制度によるメジャー移籍を目指しており、日本時間1月5日午前7時がメジャー各球団との交渉期限となっています。多くのチームが関心を寄せる中、山本は今日からの2週間で移籍を先に決める可能性があります、その行く末にはまだ不透明な点もあります。関係者によると、クリスマスあたりが「Xデー(エックスデー)」となるかもしれません。



ドジャースダブル獲得を狙いかも

山本の獲得を狙っているチームのうち、既にメッツは山本と面会済みであり、ジャイアンツも報道によれば面会しています。他のチームとの面会も予定されており、ヤンキース、ドジャース、ジャイアンツなどが獲得に意欲的であるとされています。ドジャースは大谷翔平との超大型契約を結んでおり、でも大谷と山本のダブル獲得を狙っている可能性があります。

カブス、ブルージェイズ、エンゼルス、レッドソックスも山本獲得に乗り出す可能性があり、「ニューヨークの2チームが最有力」との声もありますが、ドジャースやジャイアンツもかなり意欲的であり、争奪戦の行方はまだまだ不透明です。この2週間ほどは山本争奪戦の動向から目が離せない日々が続きそうです。