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 2023/12/12 19:37

ドジャースが大谷獲得を正式発表して、 年俸後払い?


今年の12月12日、日本時間になり、ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平との10年契約が正式に発表されました。この契約の総額は7億ドルであり、その内訳として6億8000万ドルが後払いとされ、注目を浴びています。米国全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によれば、大谷の入団記者会見は現地時間12月14日に予定されています。なお、この契約期間中の10年間は、全球団に対するトレード拒否権が与えられ、オプトアウトの条項はないため、大谷は2033年まで10シーズンをドジャースでプレーすることが確定しています。

大谷は公式リリースで「ドジャースファンのみなさま、私をあなたたちのチームに歓迎してくれてありがとうございます。あなたたちとドジャースの球団組織、そして私はロサンゼルスのストリートでワールドシリーズ制覇のパレードをするという同じ目標を持っていると100%断言できます」とファンに向けて感謝の意を表明しました。



ドジャースのマーク・ウォルター会長も声明を発表し、「大谷翔平をドジャースに歓迎したい。我々はジャッキー・ロビンソン、サンディ・コーファックス、野茂英雄という3人のレジェンドやパイオニアがプレーした球団である。様々な物語を持つ球団に歴史的な契約で彼を迎えることができるのを嬉しく思う」と述べ、大谷の才能に期待を寄せました。

ドジャースでプレーする日本人選手は、野茂英雄、木田優夫、石井一久、中村紀洋、斎藤隆、黒田博樹、前田健太、ダルビッシュ有、筒香嘉智に続いて大谷が10人目となり、球団は沖縄出身のデーブ・ロバーツを含め、「ドジャースでプレーする11人目の日本出身選手」として大谷を紹介しています。

大谷が背負う背番号はエンゼルス時代と同じく「17」となりました。これまで公の場でコメントを控えていた大谷ですが、入団の記者会見ではどんな発言をするのか、今後の展開が注目されています。



後払いはルール違反ではないの?後払いの例もあり

また、大谷の契約における「後払い」についても話題です。10年間で7億ドルという巨額の契約が結ばれた背後には、大谷自身の「大規模な後払い」の希望がありました。この契約により、毎年6800万ドルが後払いとして支払われ、大谷は2034年までの10シーズン中に200万ドルだけを受け取ることになります。この後払いは労使協定に制約がないためルール違反ではなく、大谷自身が柔軟性を持たせるために提案したものとされています。

大谷の契約がぜいたく税計算上でどのような影響を与えるかについても考察されています。その結果、契約の現在価値は約4億6000万ドルとなり、ドジャースのぜいたく税計算上では「1年あたり4600万ドルの契約」として計上されます。このやり方により、大谷が提案した後払いはチームのぜいたく税計算においても柔軟性を生み出し、大きな余裕をもたらしたとされています。



過去には後払いを含む契約が存在しており、その中にはマックス・シャーザーとの契約が挙げられます。2014年のオフシーズンに結ばれたこの契約では、契約総額の半分にあたる1億5000万ドルが後払いとされ、ぜいたく税計算上のペイロールが減少した例があります。

しかし、大谷のような規模での後払いは前例がなく、これまでにない契約形態となりました。大谷が提案した後払いはルールに沿っており、彼自身が柔軟性を重視して選択した結果とされています。